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2006年1月31日 (火)

Lunatical Hapiness“自笑”(先渡冬貴《さきわたりふゆき》 for 創菜)

「人の抱えるシステムは極めて優秀だ。自衛という、その一点において。例えば君が、恐ろしく鋭利な刃物を与えられたところで、その手を、足を、首を、自分自身で切断することなど出来はしない。同じことだ、君がこの世界から逃げ出すなど、世界を捨てるなど、出来るはずがない。それは――システムなんだよ」

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2006年1月30日 (月)

センチメンタルミニマムメディカル“良薬は心にほろ苦し” ( from 刻 for 創菜)

「呼べよ、なんかあったら。困ったときも、ヘコんだときも、泣きたいときも――あ、一人で泣きたいときはムリして呼ばなくてもいいけどさ。…何言ってんだろ、おれ。とにかく、おれの右手はお前のもんだ、いつだって空けといてやる。もう、一人で笑わなくたっていい」



「日本昔話 ポエム地蔵」
「日本昔話 ネガティブ和尚」
「日本昔話 ホスト長者」
「日本昔話 太郎・ザ・リッパー」
「日本昔話 インテリマダム」
「日本昔話 パイナップルアーミー」

…てタイトルだけポンポン思いついたんですけど、話の内容はこれっぽっちも思いつきゃしません。

ってか最後の一つにいたっては完パクリじゃねえか。

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2006年1月29日 (日)

恋願い、請いねがう、声( from 香緒美 for 晴音)

「ハールさん」
わたしの声に古月晴音《ふるつきはれね》がふり返る。
「はれね」
「?」
「ぼくの名前」
鋭くとがった刃物みたいな眼。
「しってるよ」
「…何か、用?」
「ううん。背中が見えたから」
「…変な奴」
それは、どうってことない平凡な時間。
でもきっと、すごく大切だった時間。


ブタスキについて本気出して考えてみた。

DSCF0053豚のすき焼き:ブタスキ
ただのごった煮とか言うな。



ぼくはほとんどお酒飲めないんですけど、冬になると進んで行きたい飲み屋が一件あります。鳥料理のお店で、焼き鳥やら手羽先やら、まぁそういうもんがうまい店なんですけど。
このお店が冬になると鍋やるんですよ。まぁわりとどこの店でもやるような気もしますが。

でね、ここの鍋ってのが鳥のすき焼き「トリスキ」なんですね。

これがうまい。

柔らかい皮と脂身と肉そのものがいー具合にうまい。

で、あまり上品とはいえないそのお店の座敷に上がりこんでトリスキをつつくというのがなんとなく風情があっていい。大抵二人で飲みに行くんですけど、その相手と話をしながら脳内変換で「国の行く末を憂う幕末維新志士もしくは新撰組隊士」になってます。なんでそうなったのかしりませんがなんとなくそんな風に変換して喜んでます。

そんな風な妄想に強制参加させられているとは夢にも思わない友人が読んだらどっ引くかもしれませんが、どーせ、「なぁなぁプロモーションビデオ撮ろうぜ、プロモーションするもんはなんもないけど」って話を3時間とか平気でしてる奴なので知ったこっちゃありません。下手すっとそいつの頭の中では「日米安保について口角泡を飛ばす学生運動中の大学生」とかに脳内変換されているかもしれないのでお互い様です。

まぁそんなわけでトリスキがうまいので、ぼくはそこへ行くのが楽しみなんですが、

最近は気が向いたら自分で作ったりしてます。

今日は鶏肉が高かったので豚肉ですが。

ただですね、一人だと「幕末ゴッコ」が出来ないんですね。

それは基本的に「一人鍋」な訳で、書初めで現すと「孤独死」なんですね。

基本的に食い終わった後はおそらく天井に縄を準備してプラーン、なんですね。

夢幻燈本舗は、暖かい励ましも、読者アンケートも募集していませんが、


一緒に鍋をつつける方


を募集しています。

女性も優遇します。

「脱走した隊士と足抜けした遊女」っていう設定でお願いします。タイトルは「絶望鍋」で。

どんなイメクラだそれ。

※春が来たらお別れです。

※春なのにお別れですかです。

本棚に、

・ひみつの階段1 紺野キタ
・幽霊は身元不明―Dear My Ghost〈2〉 矢崎存美
・僕の推理と彼女の理屈 村瀬継弥

を追加。

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2006年1月28日 (土)

韜晦の倒壊( from 響希 for 一宮道元)

「可愛い孫娘の頼みですもの。聞いていただけるわよね、お祖父様」
「おうおう、おうおう。わかっとるわかっとる。さあはやく車に乗りなさい」
「見くびらないで。そんな手であなたの孫を丸め込めると思って?お祖父様、わたしは今日まで何も求めたことはないわ。むしろ一宮家に与えられる全てを与えたつもり。そのわたしが頭を下げているんです。あの二人《晴音と槍司》の姿を見るまでわたしは動きません。さっさと――さっさと連れてきやがれクソジジイ!」

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2006年1月26日 (木)

情報の乗法( from 響希 for 剣介)

「回路解析眼鏡《サーキットアナライザー》?賢い選択だわ。でも、想像力《イメージ》は貧困ね。所詮、五感の鎖の内にいる」
「面白い。なら、君の目は――何を視てる?」
「『視てる』?そこがあなたの限界ね。眼とは――『射抜くもの』よ」


先日の記事を読んだ人から、

「じゃあこんなんどうよ」

と紹介されました。

478571249X一問一答 新・会社法
相沢 哲






4335302312会社法    法律学講座双書
神田 秀樹





えーと?

ぼくに何になれって言うんですか?

と思ったのですが、最近「商法」が「会社法」と名前を変えるという話を聞いたばかりである意味タイムリー。さすがぼくの友人《ブレイン》(解説:モキチ君は残念ながら頭が空っぽなので考えることをすべて回りの友人たちにパスしているのです)、ぼくのこと分かってます。

わかってます。

わかってます。

…。

…。

会社でも作れと?

ぼくに会社なんて作らせたらあれですよ?

社長室でちょび髭ですよ?

女子社員をひざの上に乗せて

「アン、社長、おイタはだ~め」

「いいじゃないか、智子クン」

ガチャ。

「失礼します社長――」

「なななな、何だね君は!部屋に入る前にはノックをしたまえと言っているだろう!」

ですよ。

倒産だね。ああ倒産。

堀江さん(時事ネタ)みたいにさっさと社長の座を追われて、会社は一瞬でアナーキーなモキチ色を払拭。

「あ~あ、結局なんか普通の会社になっちゃった。つまんない」

ですよ。

ですともさ!

わかってない!結局誰もぼくのことなんかわかってないんですよ。

ぼくは一人だ(中学生か)。

…という次第で、でもそうか、まったく違う範囲を視野に納めるとはそういうことか、と思ってみる。思ってみるが、会社云々の前にこれって司法試験とかの参考書じゃねえのか?

ホントに何をやらせたいんだ?


・うしおととら 一 二 藤田和日郎
・ロケットガール 野尻抱介
幽霊は行方不明―Dear My Ghost 矢崎存美
・柴田昌弘傑作集⑥ 迷走回路 柴田昌弘

以上すべて古本。

を、本棚に追加。

そう言えば昔、「うしおととら」を貸してくれたのは、今日の記事の「会社法」の本を薦めてくれた奴だったと思い出す。で、めちゃくちゃだなと確認する。
まぁたぶん「うしおととら」読んでぼくは又泣きますよ。ええ泣きますともさ。
藤田和日郎の本は深夜にがっつり読んで「うぉぉぉぉぉ」って泣くのが似合うなぁと思いました。
あと、「からくりサーカス」も続きを買わなきゃなぁと思ってます。
その前に買った物をさっさと読んでいくべきだと思いました。

おしまい。

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2006年1月25日 (水)

最下位の再会( from 一宮響希《いちのみやひびき》 for 晴音)

「楽そうね、座りこんだきり立ち上がらないのは。
『水面月の理論』って、聞いたことはある?水面に映った月を見て、月を手に入れたと言い切ることよ。自分の手なんて決して伸ばさない。その歪な月は、輝けるかしら?」
「……」
「反論もできないのね。お似合いだわ」


給料日には本を買うことにしています。

「お前別にいつも買ってんじゃん。バカじゃん。水虫じゃん」

と言われたらとりあえず最後の一つに関して分のみ蹴りを入れます。

ぼくはいたって無趣味な省エネ型人間なので趣味などほとんどありません。

寄せ集めオムニバスみたいにちょろちょろといろんなことしてますが、どれも中途半端なので別段入れ込むこともありません。

ですので、唯一お金を使うとしたら本を買うことぐらいなわけで。

で、基本的に気分が大きくなっている給料日の日にはいつもより多めに本を買うことにしています。

ぼくらは「選択すること」が得意な世代らしいです。

与えられたものの中から「自分の好きなもの」、「自分に合うもの」を選び取る、ことが。

逆に、一から作り上げたり、自分で開拓することは苦手な世代らしいです。

その通りであると思うので否定しません。

ぼくも、方法、セオリー、メソッド――いわゆるガイドラインの存在には安心感を覚えます。いきなり「さあ何でもしやがれ」と言われると戸惑いかねません。「このことをやれ」と言われる方が楽です。

ですので、給料日には本屋をウロウロして普段ならあまり手に取らないだろう本を手にすることにしています。

本のガイドブック等も増えましたから、下手をするとそれによって絞り込んだ中からさらに自分の好きそうなものを――となりかねません。

少しでも毛色の違うものを、以前から気になっていたけど買わなかったものを。

そうやって給料日には本を選びます。

まぁそれ自体が選択で、「普段買わないもの」のくくりがすでに選択の幅を狭めていて、さらに言えば結局「本」というジャンルから出られてないということならそれまでなんですが。




で、ここでおそらく、

「お前買ったきり読まねーじゃん」

とツッコまれそうですが、





その通りなので面目次第もございません。

というわけで今日の買い物、本棚に追加

・赤ずきんチャチャ #1 #2 彩花みん
・西の善き魔女Ⅰ セラフィールドの少女 萩原規子
・今夜は眠れない 宮部みゆき
・オーケストラ楽器別人間学 茂木大輔

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2006年1月23日 (月)

0の乗数“世界はそれを0《ラブ》と呼ぶんだぜ”( from 剣介)

「あの時の僕らが手に入れようとしたのは世界なんかじゃない。
ただ、未来」

毎朝乗り降りする駅で、ちょうど先週くらいからですか、

鬼太郎を見るんですよ。

はいそこ引かない。

自動改札のところにですね、シールが貼ってあるのですよ、アニメ鬼太郎の。

なんだろう?

とか思ってたんですが…

これでした。

ほ、欲しいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!

やべぇこれマジに欲しい!

第3期鬼太郎ということはですよ、これはぼくが子供のときみてたやつですよ、剣やムチになるオカリナとリモコン下駄ですよ!

ユメコちゃんですよ!ええ、ええ、原作にいませんやんな奴ぁ。

ぼくの人格形成に間違いなく一役買ってるアニメだ。

今現在携帯のストラップに子泣きジジイがくっついてる要因の一つですよ!

で、鉄板でいくつかのトラウマ植え付けてるね。見たらきっと「うあああああ」って何回かなるね。

部屋でお漏らしだね。

と思って興奮気味に値段見たら、

¥78,750。

お化けにゃ病気も学校もないのかもしれませんが、

ぼくにはお金がありません。

※いや、内容考えたらむしろ安いと思うんですよ。
で、おまけにまったく手が出ないという値段ではないので…悩みどころ。

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2006年1月22日 (日)

震雷《しんらい》の信頼( from 創菜&刻)

「忘れちゃっていいからね、わたしのこと。
でも覚えていさせてね、刻のこと」

 すげく雪が降りました。

 ぼくは一応雪国の出身なのですが、そのぼくが「立派立派」と褒めてあげたくなるくらい(つまりこの雪により電車の遅延等迷惑をこうむった人にしてみればぼくをぶん殴りたくなるくらい)降ったわけで。

「田舎を思い出すのと、この街にも雪が降るんだなぁ」感

 で、雪化粧の街の下でしばらくぼーっと突っ立って空見てて「ヤベヤベ、このままじゃ天然スノーマンになる」とか思ってたりしたんですが。

 なんでぼーっとしてたかって言えば徹夜による睡眠不足の頭がまったく働いてなかったからで、

 しかもそれがこのクソ雪の中午前中のパチスロ屋から出てきたあとであり、

 なんか天然スノーdeathマンとして道路に倒れててもなんかしょーがねぇかって感じ。

 という訳で昨夜遊びに来ていた友人たちを「さっさと帰れこの野郎」と追い出し駅まで送った後、昨夜の麻雀が雀荘で言えば「あ、じゃあ俺ウーロン茶代だけ置いてくわ」というような極めて中途半端な成績だったので、少しパチスロでも打って帰ろうとなったわけです。オレ会議で。

 結果から言えば今回勝ったんですが、しかも数少ない今までの経験で一番の勝ちだったんですが、

「おわ、なんかコインいっぱい出てきたけど、おわッ」
「横で打ってる人に『ドシロウトが』と思われないように美しくコインを出すにはどうすればいいんだ」
「仮に今入れているこの箱がいっぱいになったらお代わりの箱はどうするんだ、店員に言えばいいのか」
「がんばれケンシロウ」
「腹が減った」
「眠い」
「傘ってどこに置くんだろう」
「大体この隣に座ってる奴は他の台開きまくってるのに何でぼくの隣にいるんだ」
「ってかこの雪の中パチスロやってる奴なんざ熱々のオッサンくらいしかいねぇなおい」

 ってな具合にすぐテンぱる照り焼きチキンハートなので、すごく疲労困憊しました。

 おまけに、いつもぼくがパチスロ屋で勝ったときにもらえる素敵なプラスチックカードのコレクターの人は、ぼくが見を出た時点でまだ開業しておらず、この悪天候の中一時間近く時間つぶしに街をうろつきまわるという有様。「このカードをカツアゲされたらどうしよう」という中学生並みの被害妄想抱えて。

 ちなみにその使い道ですが、「ギャンブル」という入手手段考えたら「馬鹿じゃねぇの」と思われるくらいものすごく堅実なものを買ってやろうと思います。

本棚に、

・アリアンロッドRPGトラベルガイド 菊池たけし/F.E.A.R
・燃えるワン・マン・フォース 賀東招二
・蟲師5 漆原友紀

を登録。

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2006年1月19日 (木)

隠棲と院生“類似を許容できない二人の邂逅”( from 葵 for 香緒美)

「私とあなたでは、甘さに対する怖れの深度が違うの。唇を噛み締めて震えてる暇なんて――ない」

本棚に、

・星の瞳のシルエット 文庫版(1)~(6) 柊あおい
・雲のむこう、約束の場所 原作:新海誠 著:加納新太

を追加。

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soulful sole-full“その歩を歩ませるもの”( from オズワルド)

「反応《レスポンス》は世界が君から何かを受け取った証だ。
為さぬ者に、返る物などありはしない」

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2006年1月16日 (月)

High-Bullet of Hybrid “高潔なる混血の弾丸”( from 天河鋭耀)

「ブチ倒すべき敵はいつだってテメエの目の前にしかいねえんだ。背中を向けた瞬間、永遠に勝てなくなる」


その1

思うんですが、

このイメージキャラクターの起用は、逆効果じゃねぇの?

「そりゃ払えばいいでしょあんたは、たくさん持ってんだからね!!」

とかなりそうなんですが。

ぼくヒネくれてますか?

あ、こんなこと言うキャラじゃない?

じゃあえーと、

「お母さんお母さん、今日ハンバーグが食べたい!えーとね!なんでかって言うとね!食べたいから!」

こんなもん?←「こんなもん?」じゃねえよ。


その2

正直な話、このくらいの歳になってくると、「感動」に対する振幅の幅が狭くなってくるんですよね、で、正直労力を伴うメディアの摂取が面倒になってくる。

簡単に言うとね、ゲームとかでも大作RPGとかに手を出せなくなってくるんですよね。
昔はあんなに大好きだったのに。

仮に手を出しても、そこから受け取るものはかつてほど大きくないんですよ。こういう話は寂しくなるんで嫌いなんですけど。「世界を歩きまわる感」みたいなのは得がたくなってくる。

本とかも集中してものすげぇ読むとか難しくなってくる。

ただ、自由に使えるお金だけは増えてるから、ぼくみたいな本読みこじらせちゃった人は、本屋でちょいと「面白そう」とか思うと買ってしまう。
で、結局部屋に読んでいない本が山積みってことになります。

ごめんねぇ(斜め45°にメンチ切りながら)。

ま、そうやって磨耗した感覚抱えながらそれでも「面白い」と思えるものに出会うと、だからなおさら嬉しいんですが。

とことわった上で…

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なつのロケット あさりよしとお




想像力をさしはさむ余地の無い物語とか、想像力を喚起することの無い物語とか、そういうものの存在にひどく疑問を覚える。

こんな言い方すると、「お前はナニ論家だ」と言われそうなんですが、

適当に甘くて、適当に柔らかくて、食べればその時点で小さな満足感を得られる――そんな食べ物。その代わりゆっくりと体を、ノロノロと内側から蝕んでいくそんな食べ物。

そんな物語の存在に。

ぼくがあさりよしとおさんを知ったのは「5年生の科学」とかそんな雑誌だったような気がします。

ええあれです。「学研のおばちゃんまだかな~♪」のあれ。

まぁ学研のおばちゃんは隣に住んでましたんでぼくは毎月受け取りに行ってたんですが。「まだかな」どころの騒ぎじゃない。「よこせこのやらう」ですよね。

現在は「お前から文系取ったら何にものこらねーな!」というくらいの文系なのですが、11歳とかのぼくは科学少年だったんですよ。空想科学少年。

そこで「まんがサイエンス」というマンガをやっていたのがあさりよしとおさんでした。

漠然と「おもしろいなー」と思って読んでたんですけど、

先日ブックオフで見つけたので買ってみてびっくりしました。

「ってか今使える」

当然古くなってしまっている技術も多いんですが、ぼくのように完全に理系の道を踏み外してしまった人間が読むと、非常にわかりやすい解説書として使える訳です。

「お前の頭が小学生並」「進化なし」とか言うな。

まぁそんな再会を果たして以来のあさりマンガなんですが、

今回取り上げました「なつのロケット」。

基本的に小学生がロケット作る話なんですが、

なんせこの人ロケット大好きなので、科学考証とかはだいぶしっかりしているみたいです。

小学生が単に闇雲にロケット作って飛ばすわけじゃない。
しかも当然そこにはさまざまな壁があるし、一人で何もかもなんて出来るわけがない。

「小学生がロケット飛ばす」なんて言うと荒唐無稽に聞こえますが、その辺がリアル。

一人で何もかも出来るわけじゃないから、キャラクター一人一人が生きてくる。

そこには嫉妬があって羨望があって賞賛があって誇りがある。

その辺がいいと思う。

ただ、冒頭で触れましたぼくの専門分野(と一応言わせてくれ)「物語」に関して言うなら、一番「いいな」と思ったところは、

「すべてを説明してしまわないところ」

もちろんしっかりと描写をしながら、最後は読み手に委ねる。

読み手は「あ、どうなったんだろう」と想像力を働かせ、そして気づいて、それが余韻につながる。

そこがすごくいいと思う。

なんかメタクソに長くなりましたが、つまるとこ「以上のようなわけで名作」。



※ネットにつながったのはいのですが、早くも「無駄に文章が長くなる」悪い癖が発露。まぁ「ここはぼくの備忘録なんだ!」と開き直る。

本棚

に以下の本を追加。

・絶対可憐チルドレン3 椎名高志
・プー一族 大橋ツヨシ
・宇宙家族カールビンソン4 あさりよしとお





ちなみにぼくはスルメみたいな物語が一番好きです。

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2006年1月15日 (日)

献身の剣身( from 剣介)

 研ぎ澄まされた鋼の一振りより、
 鈍く、歪な刃を備えた鉄の一撃の方が、
 はるかな苦痛を生む。
 皮膚は切られることなく、引き千切られ破き剥がされ、轢断された血管がただ無闇に血をこぼし続けるから。

 そしてそれが心であったなら、きっと、姿を保つことさえも――難しい。


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「見た目で判断するな」
と、
「見た目と性格ってやっぱ一致するぜ」

両方ともあたってると思われる。
ってか、
簡単に考えれば、その2パターンで分類されるんだからそんなもん「程度」の問題で、「たまたま」どちらかのパターンの、より強力な、落差のでかい奴に出会ったことが記憶に残っているというだけの話じゃないかと思う。

それはそれとして。

「強力な容姿の特徴を持った奴」
「強力に異質な言語感覚を持った奴」
「ってか派手な奴」

正直、ぼくにとってはどれも不要で。
いらない。

写真のように鮮やかで、人目を引いて、一発で巨大なイメージを叩き込める絵は、別に欲しくないし、そう見たくない。

少しずつ積み上げられて出来上がってて、近づきすぎていた目を離した瞬間にその全容が把握できる――そういうモザイク画が、ぼくは欲しいなと思ったりする。

そういう絵なら、不覚にも泣くんじゃないかと思う。

好きか嫌いかの永遠の命題の答えは、要は自分に「合っている」か否からしい。
まぁ「感情」なんて極私的なもんどうにか処理するとしたらそういうことなんだろう。

平面図に興味はねぇ。
ぼくは、立方体を愛す。

以上、


4829117753
あざの耕平
BLACK BLOOD BROTHERS〈4〉ブラック・ブラッド・ブラザーズ 倫敦舞曲







感想。

あ、ちなみに、この作品はもちろんぼくに「合って」いる。

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2006年1月11日 (水)

即席の足跡

あ(以下、新年の挨拶を音速で抹殺)。

という訳で、夢幻燈本舗が認定する日本最強のロックバンド、

the pillowsのニューアルバム「MY FOOT」

発売でございやす。

B000BV7S5I

 

the pillows 「MY FOOT」



フライングゲットで買ってきたのはいいのですが、まだ全部は聴けてません。

ただこれだけは言っとく、

まずい、良すぎ。

少なくともここ3年で飛びぬけて良すぎ。


今日までの本棚

・ファウスト Vol.6 SIDE-B(講談社)
・のだめカンタービレ#5、#6 二ノ宮知子(講談社)
・絶対可憐チルドレン2 椎名高志(小学館)
・蟲師4 漆原友紀(講談社)
・エレキング6 大橋ツヨシ(講談社)
・ケモノとチャット1 みずしな孝之(竹書房)
・魔大陸の鷹 赤城毅(祥伝社ノンノベル)
・人間の土地 サン=テグジュペリ/堀口大學(新潮社)
・第一阿房列車 内田百閒(新潮文庫)
・試験に出るパズル 千葉千波の事件日記 高田崇史(講談社文庫)
・巴里・妖都変 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹(講談社文庫)
・クレオパトラの葬送 薬師寺涼子の怪奇事件簿 田中芳樹(講談社文庫)
・狗狼伝承 流斬少年・スオウ 新城カズマ(富士見ファンタジア文庫)
・狗狼伝承 転輪少女・サヤカ 新城カズマ(富士見ファンタジア文庫)
・狗狼伝承 精霊少女・ミュリエル 新城カズマ(富士見ファンタジア文庫)
・十二国記 東の海神 西の滄海 小野不由美(講談社X文庫)
・十二国記 図南の翼 小野不由美(講談社X文庫)
・十二国記 黄昏の空 暁の天 上 小野不由美(講談社X文庫)
・十二国記 黄昏の空 暁の天 下 小野不由美(講談社X文庫)
・十二国記 華胥の幽夢 小野不由美(講談社X文庫)
・バッテリーⅣ あさのあつこ(角川文庫)


※ぶっつり沈黙してる間、こんなことはじめました

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