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2007年10月16日 (火)

シリーズNo.2 シーン17 time 12:19 槍司

思い描いたとおりになんて動けない。
それでも、思い描かなければ、動くことすらできはしない。
――バカの考え休むに似たり。
リピートするのはいつか言われた言葉。
ムカついたけれどその通り。
止まってしまうよりは、きっと少しはマシだろう。

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2007年10月13日 (土)

覚醒の隔世( from 晴音&槍司)

「照準を合わせる必要も、反動をころす腕力もいらない。必要なのは引き金を引けるかどうか、たったそれだけ。でも、その差は結構大きいよ。君には無理だ」
「お前なら、できるってのか?」
「さぁね」

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ぼく自身の覚え書きに過ぎない、とか。

排泄物ライクな妄想の垂れ流しだ、とか。

ピンチコックブレイクダウンな源泉脳汁かけ流し、とか。

まぁそんなふうに韜晦を(韜晦…自分の地位・才能などを隠すこと…『究極超人あ~る』文庫版p164/『起動警察パトレイバー』文庫版p288参照)しながら日々つらつらと日記を書いているわけですが。

まぁそんなことを言いつつそれでも誰か他人に読まれるってことは常に頭にあります。

けど、今日はほんとに思いついただけのことを、忘れないようにメモっときます。

『Dクラッカーズ』の甲斐氷太は、『麻雀放浪記』のドサ健と同じ骨格をもったキャラクターじゃあるまいか。

最近『新麻雀放浪記 申年生まれのフレンズ』(文春文庫)という作品を読んでいまして。

Photo_2


新麻雀放浪記 申年生まれのフレンズ
阿佐田哲也
文春文庫




まぁ阿佐田哲也の『麻雀放浪記』の系譜につながる作品ではあると思います。その中で主人公『私』こと元『坊や哲』がかつてのライバル的存在である『ドサ健』について語るセリフがあるんですね。

「性格破産者だったが、えらい奴だった。ドサ健は、どんなときでも、いつも身体を燃やしていた。そうして、もうこれでいい、なんて金輪際思わない男だった」
「勝っても、負けても、強い奴だった。俺は奴にどうしてもかなわない。どこかで、気持が燃えつきてしまう。たとえば今だ。奴なら、どこまでも勝つ。だが俺はそうはいかない。手前を捨てられない。死ぬまで、心臓が破裂するまで勝ちこめない。俺は破滅はしないが、生涯に一度も、勝った、と思うことができないだろうよ」
「―前略―それが俺と奴との差だ。俺と奴は、ずいぶん似てるところがあるんだが、俺は本当に、勝つことも負けることもできなかった。つまり、一流じゃないんだ」

この辺の一連のセリフ群を読んでいたらふと目の前に浮かんできたのは甲斐氷太の姿でしてね。

戦後の麻雀をはじめとする博打の世界と、ドラッグ渦巻くアンダーグラウンド。その中で片や博打の才能で、片や悪魔持ち《オーナー》の才能で、最後にはひたすら純粋にその勝負の世界に身を投じていく。そんな姿がぼくの中で極めてストレートにつながりましてね。

ああ、彼らは同じ骨格を持ったキャラクターなのだなと感じました。ひたすらにカッコイイキャラクターの骨格。
あくまでぼくの感覚なんで「ちっげーよ!」はまぁちっげーよでしょうがないとは思いますけどね。それでも自分の中で「つながった!」と感じる瞬間は大事にしたいです。

別に2択で分けられる訳ではないので自分をそんな大それた風に考えるつもりはないのですが、どちらかと言えばぼくはその「客観」的な性格から、どうしたって阿佐田哲也形の人間だと思います。
なので、甲斐やドサ健を素直にかっこ良く、羨ましく思うんですよね。

結局のところどうしたってアンダーグラウンド、アウトサイド的な魅力が好きな人間なので、この麻雀放浪記には惹かれます。まだ終了してないので当然評価できないですし、目下のところほぼ最高評価にいる『ブラックブラッドブラザース』ですが、それでも比較したとき『Dクラッカーズ』をフェイバリッドに選ばざるを得ないのも結局その薄暗い魅力がぼくを捕らえて話さないからだと思います。人生裏街道。うんうん。

なんてこと言ってたら「麻雀放浪記」、出版元を移しての新装刊。麻雀好きも、そうじゃない人も、未読の人はぜひ。
『麻雀』の言葉でフィルターをかけてしまうにはあまりにもったいないエンターテイメント小説の名作。


Photo


麻雀放浪記1 青春篇
阿佐田哲也
文春文庫

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2007年10月11日 (木)

隔世の隔世

一時間かけた今日の日記が消えました。
「NHK今日の料理」の横に誰か「NHK今日のリスカ」でもおいといてくれればなぁととってもゆるやかなデス神様の到来を希望してます。

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2007年10月 7日 (日)

勝律の勝率( from 槍司&晴音)

「…考えた方がいいじゃねえのか、もう少しさ。その、行動パターンとか、相手がなに考えてるかとか」
「そいつら、どこから来るか方向くらいはわかるんだろ」
「まぁ、そのくらいなら」
「それなら関係ない」
「は? あ!来た!右だ!」
「蹴散らす!!」

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はいこんにちは、夢幻燈本舗のモキチです。

今日は朝からパチスロ打ってましたので、ちょっとその話しまーす。なるべくニュートラルに話をするつもりですが興味のない人はすみません。

まぁ負けましたので「プププ」とか笑いながら読んでいてくれればいいじゃない。

友達を「打ちに行こうよ」って誘ったら「おいしさと健康だけをスローガンに、生きてるっていうより駄々らに生かされてるお主と違って繊細なわらわは風邪を召されているので一人で勝手に行け。ってかわらわの見てないところで勝手に朽ちろ」と言われてしまったので一人でぷらぷら。

パチスロというゲームは基本的に6段階ある「設定」というもの機種ごとに調整して、出るメダルの数に波をつけます。で、実は昨日大きなイベントがあったらしいのです。お店側は昨日その「設定」を全体的に甘めにしていた訳です。さてここで問題なのですが、慈善事業じゃない以上ある日甘めにしたら、ある日は辛めにしなきゃいけない。じゃあいつでしょうか?

今日だよ。

いきなり鼻っ面に先制パンチをくらって鼻血ダラダラです。そのまま帰りゃいいんですが中々そうできないのが人間。ぐるぐると見回して、まだ打ったことのない「戦国無双」が空いていたので着席。5回くらい回した所でいきなり当たり。主人公の一人、服部半蔵が屋根を上をシュタタタ走っているところに「半蔵様、ボーナス確定です」だとさ。これで出たメダルがなくなる前にもう一回当たりがあったのですが、その後全部なくなる。システムを全把握している訳ではなかったのでヤメ。ぼくはチキンオブチキン(あ、好きなバンドはバンプオブチキンです)なので、ある程度システムが分かってないと怖くて打てません。

前にこのサイトでもお話した「2027」へ。なんかジワジワ人気出てきたらしく台が増えてます。実際ぼくもこの間びっくりな枚数出しましたので以前にもましてお気に入りです。こいつも浅い所(要するにコインあんま取られてない状態で)――

2027


「私からのプレゼント♪」


双子のメガネの子の方(鳴海愛)がアップになってメガネ取ってこの画面。素直に「ありがとう!」。どっちかてともう一人よりこっちの子がお気に入りです。でもメガネっ子好きの人にしてみたらメガネを取っちゃっていいの?よくわかんないけど。

神々しく「BATTLE MODE」という銀色に輝く文字が海面から浮上。メダル出てくる状態へ。

でもこれがあんまメダル出ずに終了。この後前々ダメ。「うああ、今日ヒキが弱すぎる…」と頭を抱える。
「論理(ロジック)」で、「運」によるブレ幅を最小限に押さえ込んで勝つのがギャンブル(ちなみに「論理」で「センス」によるブレ幅をなるべくプラスの方へ振るのが文章表現)だと思っているのですが(「斎藤さん最近また人生で何度目かの『阿佐田哲也ブーム』来てます?」「『ドサ健バクチ地獄』の文庫版ってどこかで売ってないすかね」)、なんというかこの経験則と雰囲気でしか計れない「なんかダメな感じ」ってのは当たらないからもちろんですけど、それ以上に理由が説明できないのが気持ち悪くて嫌ですね。

だいぶ傷を抱えて「パチスロ鉄拳伝タフ」へ。

はい、ここからが本題←ハッ!?

実はこの「パチスロ鉄拳伝タフ」という機種が大好きです。そう長くパチスロ打ってるわけじゃないですけど、この機種間違いなく歴代で一番好き。
どれだけ好きかって言うとですね、実機の購入を本気で検討するくらい。
パチスロがギャンブルである以上、メダルがいっぱい出なけりゃやっぱ面白くはないです。でもそんなにメダルが出なくて現状維持くらいでもとりあえず回してられることが「幸せ」と感じることができることができる機種なんて相当貴重だと思う。

そこで、「なんか好き」なんて感情は曖昧で嫌なので、理由を考えてみました。

・演出がいい。
原作が、ビジネスジャンプで掲載中の格闘マンガなんですけど、そこで展開されたライバル達とのバトルや、主人公宮沢喜一とその親父の親子愛をすごく丁寧に取り出してある。コミカルさとシリアスさがまたいい具合なので押し付けがましくもない。

・音楽がいい
なんかびっくりするくらいいい曲使ってる気がします。ぼく好みの。特定条件で聞ける歌付きの曲があるんですけど良すぎる。最近気がつくと歌ってますし。レギュラーボーナス(多くのパチスロ機にはビッグとレギュラーという2種類のボーナスがあります。その2種類のうち「あんまメダルが出ないボーナス」)の曲も良し。レギュラーボーナス引いて「むしろよし!」ってなる機種なんて他にない。

・相性がいい
パチスロが「確率に喧嘩を売る行為」である以上最終的な結果は絶対にプログラムされた数字の上に収束すると考えています。だから「相性」なんてふざけたものの存在は信じたくないのですが、そうは言ってもやはりある。だってトータルでの勝敗で勝ち越している機種ってこの「タフ」だけですもの(今日もタフではしっかり勝ち越しです。負けたのは「2027」で深く潜行しすぎたせいです)。
(ちなみに相性が最悪なのは「エヴァンゲリオン~まごころを君に」。「暴走モード」過去2回引いて2回とも1200ゲームまで持ってかれるってどういうことだ)

※以下はすごくパチスロ的な話なので、どうでもいい人は読み飛ばしてください。
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・演出がいい2
液晶的ではない演出に関して。確定的な演出が少なく(チェリーは赤ナビ、ベルは黄色ナビ等)、演出はあくまで「期待度」を示す。だから最初すごく戸惑いましたが、慣れてくるとこのこの「幅」で結構ドキドキできていい。

・大量獲得よりやっぱ増えるRT(リプレイ・タイム)がいい
完全な好みの問題で、RTはタルいって感じる人もいると思う。タフのBIG時平均獲得枚数はRT時含みで350枚前後。RT付いてない大量獲得機だと確か最大が448枚のはずなのでまぁ確かに多くはない。大量獲得機のほうがたくさんメダルが取れた気はするし、一撃離脱もやりやすいかもしれない。ただしよく考えると、その差枚数100枚前後で回せるのはやはり100ゲームくらい。だったらメダル増やしながらRTこなして抽選を受けつつ連チャン感味わった方がいいような気がするのだけれど。

・RTの性能がいい
いくらRTがいいつったって、増えないRTは嫌だ。北斗2は論外だし(初代から打って来た身に「世紀末を制するのはこのラオウ!」→「ピキーンドゴーン」→「RT+1」はやはりこたえる)、ルパンのRTもガシガシ減っていく。また、エヴァの「暴走モード」みたいに「現状維持」も意外に困る。回せるのでゲーム数だけはガンガン上がっていくのだけれど、下皿は何も変化なく、ボーナスぜんぜん引けず、上でも書いたとおり1200ゲーム。すでに一時間このモードにいますが何か。言ってみればボーナス確定でまわしてる訳だから止めるに止められないしで、ちょっとした拷問。輪っかを回すハムスターの気分になります。同じ場所での足踏み感覚。「増えるRT」ってのは、エヴァを打つ人は「レイチャンス」を思い浮かべてくれると、あれが続いてく感じです。いいでしょ?だから「わかっとんのか! 喜一!」でRT始まると嬉しいんですよね。
あと、完走型だからある程度出る枚数読めるし、目押しに若干の不安があるぼくにしてみると、「リプパン外し」をしなくていいので楽。「ねらって!」じゃねぇよ。

・レギュラーボーナスの性能がいい
レギュラー時の曲がいいって話はさっきもしましたが、普通に性能がいいです。大体100枚前後取れる普通のレギュラーなんですけど、この後12ゲームのRTが付いてきて、そこで特殊リプレイを引ければ今度はBIG時と同じ100ゲームのRTに突入です。だからレギュラーでもあんまガッカリせずにすむ。特殊リプレイ引ければ180枚ほど取れますし、「レギュラーボーナス→12ゲームRT→特殊リプレイ→100ゲームRT→ボーナス…」というループも全然あります。

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しかしねぇ、この機種が置いてねぇ・人気ねぇ・知名度ねぇの三拍子揃っちゃってるんですよね。ホント誰も打ってない。まぁぼく個人の「好きな理由」に比べるとこの「人気ない理由」はたぶんかなりハッキリしてると思うんですが。

・出ない
まぁ現在の人気機種(エヴァ・リングにかけろ・2027等)に比べるとメーカー発表の「これだけ出ますよ」数値は低いんでそれ見ちゃうとねぇ…。
以下、また細かい話
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実際、タフは最高設定の6でも機械割107パーセントしかないです。エヴァだと6で111パーセント、リングにかけろにいたっては119パーセントあります。たしかに低い。
ただですね、4号機時代の名機、「押忍!番長」も6で107前後なんですよ。これ、どういうことかと。まぁこれが4号機と5号機の違いの話に繋がっていくのですが、例えば5回に分けて500枚というメダルを出す場合、100・100・100・100・100と出しても、0・0・0・0・500と出しても結果は同じですね。同じですが、前者より後者の方が例えばグラフにしたら「波」が出来る。で、乱暴な言い方をすれば、前者が5号機、後者が4号機。
だからたとえ機械割がリンかけ、エヴァより低くても、番長には「一撃5000枚!」とかあったのです(まぁつまり逆に言えばどこかに大きな大きなハマリがあったってことです)。
で、これを4号機と5号機で、ではなく5号機内で考えてみたときに、5号機の中でも波の荒さの違いやはりある。「タフ」はこの波が「荒い」機種だってことです。
簡単に言えば鋭く刺さる(5号機のくせに一撃2000枚とか割と平気である機種です)、代わりにハマると結構深い(1000ゲーム付近もありとのこと)。
だからまぁ、「出ない」ことは出ないのですが、波の頂点つかめればでかいですよって話。

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・暑苦しい

20071006
宮沢静虎さん(オトン)



そらこんなおっさんに「殺法すなわち活法なり!!」とか「それが闘う運命というやつや!」「わかっとんのか!喜一」「灘神影流は活殺自在!!」とか叫ばれるより可愛い女の子キャラに癒されたいですよねぇ。うん、おっさん出てきて「よっしゃ」ってニヤニヤしてるぼくよりよっぽど健康的だ。

・マンガ「タフ」自体マイナー
実際、これ打つまでぼくも知らなかったし。「北斗」「エヴァ」「ルパン」「スパイダーマン」「リンかけ」「戦国無双」「デビルメイクライ」…って並べてくとまぁたしかにメジャーではないわな。

・出した会社がマイナー。OIZUMI(オーイズミ)って会社なんですけど、主力商品はコインサンド(1000円入れるとパチスロのコインが50枚落ちてくる機械)らしい…

欲目があるので、こんな感じだとは思うのですが、発売された時期がまだ大幅に4号機が残っていた時代だったってのも原因のひとつとしてあると思います。「時代が悪かったんだよ…」。
そんな隠れた名機なはずなので、パチスロ打つような人は見つけたら打ってみてください。そう長くは置いてないと思うので(これが今回このすごく長い記事書いた大きな理由)。

で、本題の本題←ハァァァァァァ!?

ここまで書いてきたことなんてどうでもいいんですよ(←モキチさんはここまで読んでくれた人たちから棒で叩かれちゃえばいいと思います)。

「タフ」で念願のプレミアエンディングを見(撮り)ました。

20071001_2
「おとーん!!」
プレミアエンディング 鬼龍VS静虎


条件がだいぶ厳しい(赤7BIGボーナス→RT中に特殊リプレイで100ゲームのRT延長→RT中さらに赤7BIGボーナスを引く)ので「タフ」結構打ち込んでるんですが2度目です。1度目は携帯忘れて悔しい思いをしたので今回はハッキリとっておきました。

これの成立で約700枚はメダル出るのでまずそれが嬉しいのですが、それ以上に感動的なエンディングでしたよ。嬉しさで言うと旧北斗でラオウが天に帰ったとき並。

一応これで「タフ」の見たいものはほとんど見たかといった感じです(パチスロには「プレミア」といって出現率の低い液晶演出があるのです)。

長くなりましたが、「タフ」に関する想いを語らせてもらいました。最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。

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次回予告:「ギャンブルの話なんかしてんじゃねぇよこのダメ大人!」と近所の子供から棒でつつかれてたモキチさんは「うっせぇ!こちとら『身体は大人、心は中2』じゃ!」と逆切れし、ますますのダメ人間ぷりを発揮。さらに「『ピーター・パン症候群っつーけどあいつじゃちょっとガキ過ぎるんでぼくは心の中に理想の中2像を作らなければならない!!ジーク中2!!』」とやばい方向に思考の速度を加速させていく。次回夢幻燈本舗「『マンガ「逆送少女」を読んだよ』『え…、それってまたタイムトラベルの話じゃあ…』『うっさい!!』」の巻。お楽しみに。

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2007年10月 5日 (金)

光速の拘束( from 槍司&晴音)

「くっそ! 最悪だっ!」
「……まだだ」
「ああ?」
「まだ、状況は、悪くなる」

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2007年10月 2日 (火)

業求の号泣( from 香緒美)

「あれだけ泣いたのにまだ泣けるんだよ。
わたし、バカになっちゃったみたいだ。
知ってたよ、バカだって。
言われたもん、『バカオミ』って。
あれだけ泣いたのに。
泣いちゃいけないのに。
笑いたいのに。
涙がとまらないんだよ!!
全然、ぜんぜん空っぽになって、くれないんだよぉ」

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ラブの話しようぜ。

はい、というわけでのっけから場違いなことを言っておりますが。
夢幻燈本舗のモキチです。

ええ、ええ。ラブですとも。Love。下唇を上の前歯でちょいと噛んでから、はい、ラ・ヴ。

自分でもうざってぇことこの上なくここに極まれりですので、本題に入ります。

「いでじゅう」というマンガを読みまして。

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「いでじゅう」 全13巻
モリタイシ/小学館




ぼくの感覚ではユルめのギャグマンガなんですけどね。こーところどころにちょっとずつ熱くなる話があったり、今回主題のラブってる話があるのです。

これが思いのほか良かった。

どのくらい良かったかと言うとですね「自発的に読み始めたわけではないモキチさんがついつい寝不足覚悟で全巻読みきってしまう」ぐらいには良かった。

これ、最近「積ん読」と言えば聞こえはいいですが要は不良債権が山の如しになっているモキチさんからすると驚きのエピソードですよ。

では何が良かったのか?
ぼくは自分の感覚に何かしらの論理的解釈をつけないと気持ち悪いんで考えてみたんですけど、

どうやら、
「駆け引きによる心の機微」と
「無自覚の嫉妬」

というのがぼくの心にはヒットしたみたいです。

「駆け引きによる心の機微」ってのは、まぁそれが意図して行われていようがそうでなかろうがいいのですが、「押す」こと一辺倒だったキャラクターが急に一歩引いてしまい、その瞬間の「あれ?」っていう寂寥感ね。これがいい。
「スキスキスキスキスキスキスキスキ!」で「うー」ってなってて急に「…」。「え?もうスキじゃないの…?」的なやつね!

「無自覚な嫉妬」ってのは、自分の中にまだ「好き」って自覚がないのだけれど、対象の異性が自分ではない同性と親しげにしてるとなんか嫌だってやつです。

この辺がうまく描けてて、「あ、いいな」「これ好きだな」と思いました。まぁ本当は「どーなんだこの先!」とか「うわっ!もやもやする!」とかゴロゴロジタバタしてたんですが。

うん、やっぱそうなんですよ。
人間相関が出来たら当然誰かの利益は誰かの不利益になりえるんですよ。
1対1以外おさまりえないなら1対5で丸く収まるわきゃないんですよ!

と、最後はいつものごとくアイロニってみる。

古い人間なのかなぁとちょいと悩んだりしますが、結局のところ古めでもザ・青春で青臭さ満点、なんだか「あー! もう!」って悶絶するようなのが好きです。

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