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2010年1月31日 (日)

普通の不通

やあ、どうも、夢幻燈本舗のモキチです。

きっとみんなぼくのことなんて忘れてるだろうからあらためてご挨拶してみました。

「わたし……わたし、なにかあなたに言わなくちゃ……とても大切な……でも…………消えちゃった……」(by『雲の向こう、約束の場所』)だろうと思うからあらためてご挨拶してみました。

えーと、「消えちゃった」と「忘れちゃった」は微妙にちがう気がしたのですが、これは『雲の向こう、約束の場所』を見ている人にとっては同意だとわかるはずなのです。でも、夢幻燈本舗を見てる人が全員『雲の向こう、約束の場所』を見ているわけではありませんので、モキチさんはネタの選定を間違えたと思います。

「そういう反省は後でやればいいと思いまーす、っていうか気がついた時点で書かなければいいとおもいまーす」

はーい。

……

……

誰かいた! 今誰かいたぞこの野郎っ!

……ね、まぁそういう訳で、そんなこといつまでも言ってると、いつ病院送りにね、ゴートゥーホスピタルにね、アナーキーインザHP(ホスピタル)にねされちゃうかわかんないんで、まぁ本題に戻る訳なんですけど。

なにをしてたかと言うと結局書き物仕事に追われてましてね。今回若干スケジュールがピーキー気味でして、なんとまぁ6日間で200枚をぶっ飛ばすという限界突破気味。
もう天元突破ですよ。「お前のドリルで点を衝け!」ですよ。ダイナミックなんだかせせこましいんだか分かりませんね。もしくは「お前のトリスは水で割れ!」ですよ。ウィスキーですよ?←絶好調なのは分かりましたから先に進んでください。

とにかくそんな次第でやってやりました。でも、ってことはね、ぼく、超頑張れば長編を一週間で上げられることになるわけで。結局、人間、「出来ない」ってのは言い訳なんだなぁ。
これ以上は言いませんよ。だって夢幻燈本舗の更新がなかったことが言い訳だって、そんなわからんちんなことを言い出す人が出てきますからね。
ただおかげで睡眠時間が変になったのと、奇妙な虚脱感がまだ元に戻りません。

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あとはですね、ウィルス駆除して回ってました。

もうね、コンピューターウィルスとか作った奴ぁぶっ殺してやろうと思いますよ。
電気倚子とか生ぬるいんで、あれね、全身にホタテ貝くっつけたまんまラッコの海に放り込むとかそーゆーのね。手頃な石でホタテの殻を割るついでに頭蓋骨とか肋骨とかまで砕かれて全身粉砕骨折のまま最後は深海の圧力でくっしゃくしゃになったまま息絶えろって話ですわ。

言っときますけどね、コンピューターウィルスの使用が許されるのは、「世界を護るために政府組織に潜入。その際最深部に向かうためのドアの電子ロックと警備システムを30秒間だけ沈黙させる」とか、「反乱を起こし、暴徒と貸したロボット軍団のAIを全滅させてその隙に親玉を叩く」とか、もしくは「迫り来るミサイルの軌道を無理矢理に逸らす」とかね、そういう美しい目的がある場合だけなんですよ?

それをあんた、愉快犯て。もしくは己の利益のためだけにバラ撒こうだなんて。

余所でやれ余所で。か、もしくはぼくに利益の97パーセントを寄越せ(本音)。

そのウィルスというのがもう一昨年くらいに蔓延したUSBのフラッシュメモリを媒介に広がるって奴ね。時期がとっくに古くなってるからもうネタにするのすら今さら感のつきまとうやつですよ。ほんと、なんで今頃感染してんだ。書き物をする身としてはフラッシュメモリは便利なのであちこちで使うので、どうも、その過程で拾った臭いですね。

数日前から、マイコンピューターからリムーバルディスクを開こうとするとなにやら「どのアプリケーションで開く? ねえ、開く?」って聞いてくるので。「いや? さっさとハードディスクの中身を開けこの野郎」とするのですが、どうしたってひらきゃしねぇ。そこで「なんだこれ?」と思って調べたら反吐野郎の作った愚にもつかねぇ排泄物と判明した次第。
とりあえずPC全体にウィルススキャンをかけ、クソよりくせぇおかしな実行ファイルとそいつがぶり撒いたはた迷惑な設定ファイルを削除。これを外付けハードディスクとフラッシュメモリに対して行ったら、今のところ復活した様子はないので、根絶やしにね、ジェノサイドをね、出来たみたいです。ねだやしの巻物やジェノサイドの巻物を読んだシレンの気持ちってこんな感じでしょうか←分からない人は一度『風来のシレン』シリーズで遊んでみるといいと思います。
幸いPC丸ごとどうかしなけりゃならないとかの被害は無かったものの、まぁムカつきますな。調べたらワームの類らしいんで、その名にちなんでミミズで満たした風呂桶の中にでも頭から突っ込んでやりましょうか。もしくはあれですねサナダムシの卵をアホほど食わせて腸壁食い破らせてのたうち回らせてやりましょうか←処刑の方法が変更になった様子です。

あら、気がついてみたら今日のモキチさんったら発言がずいぶん物騒。あと描写がちょっとグロテスク。まぁとかくちょっとした機会で感染するらしいのと、どうもかなり気がつきにくいので皆様に置かれましてはぜひお気をつけ下さい。あとウィルス作った奴は木に縛り付けて一日一発ずつ思いっきりぶん殴って累積ダメージで殺す。もしくはバブルスライムの攻撃を喰らわせまくった後街の中引きずり回して教会まで後一歩のところでHP1の状態にして置き去りな←再び処刑の方向が変更されたようです。

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『羊のうた』 文庫版2巻/冬目景

完全に、買う必要のない本を買いました。

元を全部持ってますし。一巻は無視できたんですが、カバー書き下ろしとあってこの2巻は無視できなかった……。

あんましですね、「このキャラクターが好きーっ!」ということはなくて、どっちかってと「この物語の中のこの相関関係が好きーっ!」もしくは「この相関関係を描いているこの物語が好きーっ!」という性格です(「エウレカが好きーっ!」というよりは、「エウレカとレントンがそれぞれ影響を与え合って成長していく様が好きーっ!」もしくは「アネモネが好きーっ!」はなくて「孤独を訴えるアネモネとそのために体張ったドミニクとの組み合わせが好きーっ!」)。なので「好きなキャラクター」が少ない方で、いてもほとんどが「自己投影、もしくは自分の理想像を投影させることが出来る」同性キャラクターです。『Dクラッカーズ』の「物部景」や『ファイナルファンタジーⅨ』の「ジタン・トライバル」、『ヒートガイジェイ』のダイスケ・アウローラみたいな。いや、分かってる。大丈夫、ビジュアル面は放っておいてくれ。

でもですね『羊のうた』の、今回この2巻の表紙を飾っている「八重樫 葉(やえがし よう)」はですね、ごめんなさい、この子は素で好き。

主人公高城一砂に「笑わない女は嫌いなんだ」ってわざと遠ざけるためとはいえひどいこと言われたのに健気に一砂助けようとする様とかですね。それで不安定になって自分の髪普通のハサミで切ってみようとしたりですね、その後もう一遍「笑わない~」って言われたら今度は「もうそんなこと言ってもムダだよ。だってあたしは高城くんを信じたんだもん。そしたら、キミのウソが見えてきた」「ここまで言わなきゃ、キミは本音を言ってくれないもん」とかですね、あーた、これもう大好きでございます。

最後には病気である吸血の発作を起こす主人公に対して、とっさにペインティングナイフで自分の指傷つけて「血が……要るんでしょ? こうすれば高城くんの側に、居ていいんでしょ」と来たもんですよ。

ましてそれが文庫の帯になってるんですよ?
反射でしたね。反射。

ただ……物語創作者として見ると……えーと、すまんね、どうやっても、君を幸せにする物語は描けそうにない。まぁ『羊のうた』自体にそれほど幸せな人なんていないんですけど。

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『パチスロ 甲賀忍法帳バジリスク』

昨年末に先行導入されたのかな、たしか。
どういう訳かもともと主題歌だけお気に入りで(たぶんGONZOの主題歌コンプリートアルバムで聞いたんだと思います)、アニメの方は知らなかったんですけど、結構面白そうですね。ただ、この機会に触れるとなると、アニメ触れてマンガ触れて……最後は山田風太郎の小説でしょ? 結構先は長そうですね。

パチスロの方は、ARTが1Gあたり2.3枚増という冗談みたいなこと言ってるんで「はあ?」と思いながら打ってみたらほんとにそのくらいの瞬発力でもりもり増えるんで驚きました。むしろ体感的にはもっと増えてる感じ。後は、「獲得枚数の少ないボーナス」+「ART」っていう、まぁ『キン肉マン』や『ガンダムⅢ』に代表されるような作りですけど、ボーナスはARTの終了契機ではなく、引きゃあ引いただけ色んなもんが上乗せされていってくれるので引き損がまったくありません。これ、すごく高評価です。もうボーナスに怯えながら打つのは嫌なんですよ。ボーナス引いたらやっぱり「っしゃー!」って喜びたいじゃないですか。

ということで、筐体画像でも面白味に欠けると思うんで、アニメ『バジリスク』のOP映像を貼り付けておきます。

あ、ちなみにその「獲得枚数の少ないボーナス」+「ART」で今巷を騒がしているのは『明日のジョー』ですが、ぼくの中では「封印機種」に指定されました。うん、打たなくていい。たぶん速攻で消える。

一方、『パチスロ 交響詩篇エウレカセブン』。
こちらは面白いんですけど勝ちにくいですねぇ。ほぼほぼ解析が明らかになってきたのですが、見れば見るほどどうすれば勝てるのか不安になる数字。でも、面白いんですよねぇ。
で、BIG中ARTストックの獲得契機である「決めるっ!」ですが、みなさんどうやってボーナス図柄を狙ってますでしょうか。チェリー獲得を回避するため、白7図柄を狙うってのは議論の余地無しだと思うんですね。問題は「順押し」「逆押し」「ハサミ押し」。ここです(「中押し」派がいるのかもしれませんが、夢幻燈本舗ではフォローしませんので帰ってください)。
順押しは一番普通の押し方ですね、7が揃うか揃わないか、第3停止まで楽しめます。
ハサミ押しはこれ、テンパった時点で7揃い確定なので、第2停止でわかります。
逆押しは、これちょっと特殊なんですけど、右リール上段にボーナス図柄をビタ押しして、そのまま停止すれば、7揃い確定です。つまり1確。ただしどんなに狙っても後のリールが揃うことはありませんので、BIGの終了後にコンパク・ドライブでストックが告知されることになります。
まぁ好きなように揃えてもらってぜーんぜん構わないんですけど、モキチさんはハサミ押しです。元々、ボーナス揃えるときはペナルティさえなければどの機種でもハサミ押しするのが好きというのはあるのですが、つい最近まで通ぶって逆押しをしていました。でもですね、「やっぱそろえてーな」と。そう思ってハサミ押しに変えてみたのですが、これが想像以上に気持ちが良い。右リールがビシッとテンパって中リールは未だ回転中とかですね、見てて鳥肌が立ちます。特にこだわりがないという人は、もし打つ機会があれば試してみてください。
あ、ちなみに『エウレカ』と同じSammyの台で今巷を騒がしているのは『明日のジョー』ですが、ぼくの中では「封印機種」に指定されました。うん、打たなくていい。たぶん速攻で消える。

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2010年1月10日 (日)

等案の答案( from 葵 to 槍司)

「正しい、それが正しいんだ、なんてものを無理に必死に探すから――結局訳がわからなくなってしまう。答えは導き出すもの。大切なのは――あなたが掴んだその答えを、どうやって真実《ほんとう》にするか。そういうことでしょ?」

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なんですかね、新年早々出版ラッシュなんですかね。

気になる本がまたゾロッと出ていたので買い込んできましたので一応備忘を。


『ほしのこえ』/原作:新海誠 著:大場惑

資料。アニメ『ほしのこえ』から得られる感動を等価で再現しようとした場合に活字的にはどういうことをすればいいのかという資料。おそらく結局のところ、バックグラウンドと心象のもう少し深いところに触れるという形をとるんだと思いますが……。しかし問題はぼくがこのまぶしさに耐えられるかということ。昔MF文庫Jで出ていたものの復刊。


『宇宙賃貸サルガッ荘』/TAGRO
「四畳半」+「宇宙」です(余談ですが『四畳半神話大系』/森見登美彦がアニメ化のご様子でびっくり。いえ、本当に余談ですが)。
例えば『魔法陣グルグル』のようにですね、可愛らしい絵柄で大変とんがったことをやってくれるマンガがぼくは結構好きなのですが、そんな感じ。
長らく読みたかったマンガなのですがめでたく復刊にてありがたい限り。
先日紹介のTAGROですが、『変ゼミ』と違ってこっちはふっつーに万人にお勧めできます。


『ワールドエンブリオ6』/森山大輔

6巻発売。絵が綺麗だったり、女の子キャラを多めに投入したり、帯文でおっぱいおっぱい騒いでるけどこの人の本質ってあれでしょ? どうしようもなく切なかったり心が痛かったりそんな感じでしょ? つって半笑いでページめくったら――ホントにそんな感じでした。
もうね、やめていただきたい。ついでにですね――


『クロノクルセイド1、2』(新装版)/森山大輔

こういうことするのもやめていただきたい。
え?
ええそりゃ買っちゃいましたともAHAHAHAHAHAHA(瞳孔開ききったまんまで)!
いいんだ。いいんだ別に。
ぼくがここで買ったことで経済が回れば森山大輔が新しいマンガ描けるかもしれないんだものっ! ビバ経済活動!
ってかアニメの影響が消え去ったこのタイミングでの新装はむしろチャンスかもしれない!
いや、別に一方を褒めるのにことさらもう一方を貶す必要はないのですが……でもやっぱ真価はマンガ版にある! どう考えてもこっちだ!
今回後書きで作者が語ってますが「萌とかとえらく遠いところにいますが、それがロゼットの良いところ」――まさにその通り。
お求めやすい価格にもなりましたのでぜひこの機会に、「絶対に折れない」「突き進み続ける」ロゼット=クリストファをお楽しみ下さい。
※あ、ちなみに新装版、カバーを剥がすと、旧来のファンには特に嬉しいものが拝めます。大変粋な作りだと思います。

よく見たら新装版の話ばっかですね。
むぅ。あまり良くない兆候か。

 

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2010年1月 7日 (木)

スタンド・オン・ネクスト(年末の予告通りに放送)( from 剣介&オズワルド)

「大人はいつだってつまらないことを気にして自分の足を縛る。まったく、困るよね」
「君だって十分な大人だろう」
「けど迷ってる」
「これはアドバイスになるが――だったらもう少し困った顔をしたほうがいい。君の顔は、いつでも平気で人を見下しているように見える。と、した上でなのだが、迷っているから、だから――どうした?」
「だって大人は迷わない。迷ったところで、大体のところ答えは一択。その意味のなさと諦め方を知っているからね。だから大人は、迷わない」

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どうも明けましたね。

夢幻燈本舗のモキチです。

いやあしかしネットブックと回線さえあれば基本どこにいようとぼくのスタイルはあまり変わらないのですねと確認。いやあ、便利な時代になりましたね。
実家は無線LANを引いていることもあってむしろアパートよりも楽なくらい。

え?

じゃあなんでその間の更新が無かったかって?

うっさいボケェ。

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帰省先では古くからの友人に会ったりしてました。
まぁ普段でもそこそこ会う友人達なのですが。

社会に出て見てひとつ良かったなと思うのは、友人達から異業種の仕事の話が聞けることですね。今回会ったのはいずれも専門職の仕事をしている友人だったのでまた色々とおもしろ話が聞けました。その会話の端から「使えるっ!」とひらめいたことに目を輝かせて根掘りと葉掘りと聞く、あるいは普段考えていたおかしな話をぶつける男にきちんと答えてくれる友人達には感謝せなばなりません!

そう、このネタづるは大事にしなくてはならないのですっ!←こういうこと言うから嫌われるんだと思います。

まぁ冗談はさておき、もらった対価としてぼくが払えるものがあるとすればせいぜいがとこ面白い物語にして世に出すくらいなんで、今年は何とかしたいですね。その辺。

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日用品を除くと、基本「買い納め」と「買い初め」は本だったので、買った物リストを挙げておきます。

『絶対可憐チルドレン19』/椎名高志
『鋼の錬金術師24』/荒川弘
『さよなら絶望先生19』/久米田康治
『月光条例7』/藤田和日郎

この辺は安定の続き物なので省略。

年末編


『15×24 link five ロジカルなソウル/ソウルフルなロジック』
『15×24 link six この世でたった三つの、ほんとうのこと』
/新城カズマ

……もうこのキャンペーンは大丈夫ですかね?
年末にもやりましたね。
でもとかくこの「この世でたった三つの、ほんとうのこと」とかのサブタイトルはもうびっくりするくらい好きなんでね。


『ほうかごのロケッティア』/大樹 連司

宇宙戦争になんの憧れもないのですが、ロケットを空に打ち上げるために創意工夫し右往左往する話は大好きです。ましてそれを少年少女がやるってんならたまりません。古くは『裏山の宇宙船』/笹本祐一あたりになるのでしょうか。
さて、中身はどんなんやら。


『ムダヅモ無き改革3』/大和田秀樹

えーと、ブッシュ大統領と小泉元総理が麻雀する話?
間違ってたらごめんなさい。
麻雀漫画ですが……むしろもう麻雀じゃないので……本当に好きな人は怒るんじゃないだろうか。麻雀わかんない人もぜひどうぞ。麻雀がわかってかつ世界史までわかってると尚更面白いかと。
「あんた、背中が煤けてるぜ」とか「死ねば助かるのに……」とかに続いて、「国士無双《ライジング・サン》!」とか「地獄の黙示録《アポカリプス・ナウ》ロンっ!」とか「轟盲牌っ!」って声があちこちの雀荘から響くと楽しいですね。

年明け編


『変ゼミ3』
『A LOT OF』
/TAGRO

むかーしエロコミック誌に掲載されていた一話を読んで「なんだこの個性的すぎるマンガは」と記憶に残ったTAGRO(←平野耕太といい結城心一といいモキチさんは細かいことをいつまでも覚えていすぎだと思います)。その記憶に残った『変態生理ゼミナール』を前身に持つ『変ゼミ』が早くも3巻発売。『A LOT OF』はなんか奥付見たら増刷分を手に取っていたみたい。
絵柄はPOPですが中身は本当に変態です。凡俗のエロコメと思って手に取った輩が死ぬほど後悔したならそれで大変ざまあ(←そういうこと言うから嫌われるんだと思います)。変態過ぎてどうしようもない。


『前巷説百物語』/京極夏彦

新年一発目の購入小説は『巷説百物語』シリーズ最新作と相成りました。
「道を通せば角が立つ。倫を外せば深み嵌る。邪心野心は闇に散り、残るは巷の怪しい噂――御行――し奉る」でお馴染みのシリーズですが、「前」と付くだけあってまだ青い又一さんを見ることができます。しかしよくもまぁこう……関係のない事柄から円を描くように確信に近づくという作りの話をこう次々に作れるものですね。


『君と僕のアシアト~タイムトラベル春日研究所~』/よしづきくみち

この記事を書いている現在で何故か商品画像が無いのですが、『魔法遣いに大切なこと』でお馴染みの漫画家です。
……。
えーと、何か?
うっせぇなぁ、もうここまでくるとぼくがタイムトラベルが好きとかどうとか言う以前にもう世界にタイムトラベル好きが溢れかえってるってことだろ!? じゃなきゃこんなにいつまでも作品が出続けるもんか。
なるほど、そう来るかとニヤリとする仕組み。
「脳内タイムトラベル」という言葉を使っていますが、膨大な情報による過去の時空の再現であり、故に過去の改変は不可能という作り。
とーこーろーが!?
未来は改変できるんですねぇ!?
それがタイムトラベルの良いところであり、引いては人間の素敵なところなんですねぇ!?
『魔法遣いに大切なこと』でも『日常』×『ちょい不思議な力の影響』っていう話にこの人の手腕は光っていましたが、んーもしかするとぼくの向かう先の一端はこういう形なのかもしれませんねぇ。なんせ弱ったことに悪人が書けませんから。

ということで昨年をきっちり締めて今年を占う年末年始のお買い物だったわけですが、なーんか相変わらずといった感じでしょうか。ま、ことーしもタイムトラベルタイムトラベル相関図相関図事件事件わめいていくことと思います。

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あ、ちなみに今年の歳またぎで読んでいた本は、


『アルキメデスは手を汚さない』/小峰元

青春ミステリーの金字塔的作品とのこと。帯文は東野圭吾が書いていました。エンタテインメントが確実に時代を反映して作られるものだということを改めて実感。
どうにも中途半端な時代の古さを感じると思ったら、ちょうどぼくの親の世代が高校生をやっている頃の作品でした。
社会背景を盛り込むと、「10年、20年以上残す」ことは中々難しくなるようですねぇ。

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