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2010年3月15日 (月)

課長へ 14:15株式会社夢幻燈本舗様よりTEL。再度ご連絡いただけるとのことです(えーと、つまりはメモ)

たまに話題にしていますが、ぼくの半ば趣味的なファミレスにおける会議。

会議っつったって話の内容は物語のことですから別段好きなことやってるだけなんですけど。
しかしなんとこれが今回15時間に及ぶの巻。

しかも前日のぼくの睡眠時間は3時間の巻。

まあさすがにぶっ通しで15時間とかじゃなくてインターバル挟みつつメシ喰いつつですけどね。

「よくそれだけしゃべることがあるね」と言われることもありますが、しょうがないじゃないあるんだから。

今回の議題は企画書段階の話ふたつと小説の冒頭文の話と、小説のプロットおよび構成の話。

企画書はぼくの持ち込み。
これはまだどうなるか分からないのですが、コンペに提出予定の物でありうまくいけば商品直結。いくつか欠点と先行作品の指摘をもらったので再考。

小説の冒頭文は持ち込まれもの。
当たり前ですが、自分の作品書くより他人の物を分析するのは楽。
ある程度有効な代替案を示すことが出来たので個人的には満足。役に立ってくれれば幸い。

プロット及び構成はぼく発での話。
ぼくは会話文と構成にはそこそこの自信を持ってやっていますし、今のところの評価はその辺りに依っています。
ただ、エピソードの作成が割と苦手です。

ヒーローに憧れたことがなく。
巨大ロボットに「作業道具」以上の価値を見いだせず。
巨大戦艦同士の撃ち合いにも基本興味はありません。

だから、突き詰めてみるとぼくの表現しようとする物語に、実は派手なバトルみたいな物って必要ないんですけど。でも日常の心の淡いなんてジジむさいものにまさか興味はないし、ドロドロした恋愛感情なんてまっぴらゴメンです。
結局の所、日常の一歩向こうで発生する「事件」とそこに関わる登場人物達の思惑。
そしてひとつまみの「センス・オブ・ワンダー」と「青臭い性根」がぼくの好きな物語の本質なんだと思う。さあ全部混ぜると何が出来るでしょうか?

たぶん答えは「青春SF」。
そう「ジュブナイル」。

そういうことなんですね。

だからぼくは「心の変化とその距離」を描けばいいのでしょうが、基本的に主人公が独白を続けながら進行する話はぼくにとっては向いていない、書いても嘘くさくなりそうだとおもっています。そうすると得意の会話文とエピソードによって描写を続けるほかないと思います。

これが中々難しい。
陳腐にならないようにと、意味を計算して織り込もうとするととかくポキンポキンと容易に心を折ってくれます。

あと、実は尺の計算が全く出来ていないことが判明。
「このくらいのエピソードは入るだろう」と思っていたのですが、会議の結論としては「全く足りない」に着地しました。あとは「心の距離を詰めるまでの時間」。なんとか一日という劇中時間でまとめてやろうと思って、でもまとめる時間がないと頭を悩ませていまして。

基本、ぼくのコミュニケーションスタイルは玄関フルオープンですが上がりかまちが異様に高いところにあるスタイルです。だから初対面の人もそこそこ友好的にコミュニケーションがとれると思うのですが、その先が長いです。だから、どうしても一瞬で心の距離を縮めてしまうエピソードが思いつけなかったのですが、「そもそもこの状況では無理だ」という結論になり、劇中時間を延長させることに。
今こう書いてみると異様に簡単に聞こえるんですけど何で思いつけなかったのやら。

まぁあれですね、自分一人で頭沸騰したらコミュニケーションの矛先を一回外に向けてみろ、と。まぁそういうことですね。

以上雑感。

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2010年3月 9日 (火)

心と心を重ねて 僕らは夏の夢を見る 手と手を固く結んだら 小さな奇蹟が始まる

あのですね。

もうすんません。

「一時間だけ。一時間だけ」

つって観始めてね、結果気がついたら二時間後に泣きみそガエルになってるって生活なんですけど。

ええ。

『サマーウォーズ』(DVD)

もううるさいと思うんですけど、一点、どうしてもメモっとかないと忘れてしまいそうなことがあったのでそれだけ。

予告編とかでもおなじみの、主人公が「よろしくお願いしまーすっ!」ってパソコンのリターンキーぶっ叩くシーン。

この「よろしくお願いしまーすっ!」、単に気合を込めるためのかけ声だと思ってたんですが……かなり前の方に出てきたとあるシーンへの、決意をこめた返答だったんですね。

いや観返したら観返しただけ、また発見があるもんですね。
それだけ構成がしっかりしてるということなんでしょうけど。

以上雑感とメモ。

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2010年3月 8日 (月)

孤高の虎口( from 晴音 to 晴音)

(放っておく気か?)
「関係ないからね」
(「関係ない」? ははは。好意だけは受けるだけ受けておいてか。薄情者め)
「ぼくが頼んだ訳じゃない」
(素直じゃないな。あの手は、あんなに暖かかったのに)
「……」
(まあ関わるべきではなかったのかもしれないな。藍莉の二の舞が、増えるだけだ)
「――っ!」

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大好きな『それでも町は回っている』でお馴染みの石黒正数の新刊『響子と父さん』が出るらしいのでつらつらとネットサーフィン(あー、無知な皆さんにご説明をしておくと、インターネットっていう電子の網の世界をこうね、まるで波に乗るが如くねすいすいと泳ぎ渡り大変有益な情報を得て回るっていうね、月々数千円からの通信費を払わねば享受することの出来ない 富裕民達のメディアのことです)をしてたら作者本人のサイトに突き当たりましてね。っていうかgoogleで検索したらどたまにあったんですけど。

響子と父さん/石黒正数/リュウコミックス

したらば「やったこと無いゲームの攻略本を買って帰った」って日記の数日後、どうやら「なにそれ?」っつってツッコミが入ったらしく「今の子ってやったことのないゲームの攻略本買わないの!?」って書いてました。

……

……

買わないの!?

石黒正数も「今のは数値データばっかのも多いからなぁ」とは書いていたのでまぁその辺はまったく同意ではあるのですが。

ぼくも良く攻略本買う子供でしたけどね。

金持ちの奴の家に転がってた『ロマンシング・サガ大辞典』を言葉巧みに丸め込んでもらってきたし、FFとか聖剣とかの攻略本も強引に借り受けてそのまま今も本棚に置いてありますし。

……買う、子供でしたよ? いやいやいや、その金持ちの家からぼくが救出しなかったら今頃とっくに処分されてますってっ(←無理矢理の自己正当化)!

攻略本って要はぼくにとってはその架空世界でイメージ遊びをするためのガイドブック的な存在だったわけで、まだやったことのないゲームの中で自分が自由に遊ぶためのツールで、すでにやったことのあるゲームに関しては画面の向こうにある広大な世界を想像するためのだーいじな道具でしたけどね。
特にぼくは一時期ゲームハードを持っていない時代がありましたし、それほどゲームソフトに恵まれてた子供でもないんで大変楽しませてもらいました。
『ロマンシング・サガ大辞典』って本はその際たる物で、基本的に「ゲーム自体に入らなかった膨大なバックグラウンドをおさめた本」であり、ぶっちゃっけた話をするとゲームをする上で役に立つ事なんてほとんど書いてありませんでした。
そこまで極端じゃなくても、FFシリーズの攻略本をNTT出版が作っていた頃は、アイテムの数値データの横にはそのイラストが描かれていて、「へー。こんな形してたんだ」って思える作りになってました。
それが何かって言われると良くわからないし、そういう作りは単にサービスであり、無くてもそれほど売れ行きに影響がなければ別に無くしたところで問題ないんだと思います。そうじゃなくても容量の関係上、数値データは増えてますし、アイテムはビジュアルで補えますからね。ただまぁ、それこそ石黒正数とか、不遜ながらぼくも含めて良いのであれば、ものつくり側人間の想像力の成長に一役買っている事実はあると思うんですけどね。
ぼくのお話作りのスタートは攻略本からパクったデータをつなぎ合わせて、身近な人間とまぜ、ストーリーを構築することでした。
ああ、ちなみに一番そういう「ゲームデータ以外の側面」にベクトルを振った攻略本は『マザー百科』という本です。2003年に一度復刻された物が手元にあるのですが、調べたらプレミアついちゃってますね……見つけた方はぜひ手に取ってみてください。架空世界を設計するそのバカバカしさと美しさを極めた一端の本だと思います。

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はじめての確定申告をしてきたよ。

まぁ当然というかなんというか、白色の申告なのですが。

青色に比べて楽とは言え、まーそれでも手探りの作業はやはりなかなか大変なわけで。
この土壇場で源泉徴収票が一枚足りないことに慌てて動いたり、意外と領収書をもらい忘れていたりと相変わらずのてきとーっぷりを露呈。

でもまぁはじめての経験というやつはどんなことであれ新鮮で、面白味がある物です。加えて、原稿料というやつは問答無用で源泉一割をぶんどられているので、基本それが返ってくることもあって嬉しいですしね。

別にお金がすべての原動力となっているわけではありませんが、来年はもっと頑張ろうと、そしていつかは「税金? ははは、鼻紙ですな、鼻紙」って言えるくらい頑張ろうと。なんだか妙なことを思いました。

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とあるお仕事の打ち合わせに出かけてきました。

人間慣れてくると、あるいはコミュニケーションの幅が狭まってくると、気持ちが内側に向きがちになるので、常に新たな刺激を与え続けなけりゃならんと再実感しました。

同時に、こっちの個人事業用の名刺の必要性を実感。「あっはっは、今切らしてもうてますねんですたい」つってごまかしたんすけど、今後はそうし続けるわけにもいかない。
とは言え、現段階で「名刺代わり」と言える著作があるわけでもなくまさか(いくら相手側はそういう扱いで呼んでくれてるとは言え)「作家」を名乗るわけにもいかず……「ライター」ってほどこじゃれてもいないんですけど……ぼくはなんなんでしょう。

基本「言ったもん勝ち」「名乗ったその日から即開業」の業界とはいえ、あとは心情の問題なのですねと実感。はやいとこ一応自分で胸を張るだけの実績を持とう。

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言おうかどうしようか迷ったんですけど。

もう皆さんご存知だから言わなくてもねぇ。

「とっくにご存知なんだろう?」(by『ドラゴンボール』)ですしねぇ。

「そこにシビれる!あこがれるゥ!」(by『ジョジョの奇妙な冒険』)ですしねぇ。

ええ、最後のはもう全く関係ありませんけど。ただのジャンプつながりですけど。

『サマーウォーズ』(DVD)

これが発売してたのみんな知ってるんでしょ?

「あっはっは、どーせモキチは性懲りもなくエグエグなってんだろ?」

って思ってるんでしょ?

そこに何のボケもなくミリ単位のズレもなくその通りなのでもう放っておいてください。

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DVDの話をもう一本。

『交響詩篇エウレカセブン 劇場版 ~ポケットが虹でいっぱい~』

さてさてなかなか評価は難しい。

ぼくの最終的な落としどころとしては「まぁこれはこれで」って感じ。

特に推したりはしません(ので画像もすみません、ナシで)。
おそらくですけど、「劇場版も好き」はいても「劇場版の方が好き」はたぶんいないんじゃないかなぁってところです。

ただニルヴァーシュが可愛いです(「ニルヴァーシュが可愛いって意味がわかんねぇよ!」って人はまぁ見てみてもらえると……)。

あと、レントンとエウレカがストレートにラブラブしてますのでその辺がお好きな方は。
ぼくは冒頭15分くらいの二人の距離感なら(レントンの無力感含めて)映画版の方が実は好きです。

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