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2010年12月31日 (金)

夢幻燈本舗的2010ベストランキング「パチスロ」編

と、いうわけで。2010年もラストの更新と相成ってまいりました。夢幻燈本舗2010ベストランキング。ラストは「パチスロ」編。今年新台としてリリースされた中から打った機種が数えてみたら46台。え? そんなに打ったかと思いましたが、まぁ50枚だけ打って「ない!」っつって捨ててる機種もありますのでそんなもんってことらしいです。では早速ランキングの方へ!

第5位

Ringnikakerojr1

リングにかけろ1 黄金の日本jr.編

ボーナスの獲得枚数も多いし、演出も悪くない。ARTのストック示唆だって悪くない。基本的には初代を継承した「ARTでいかに通常ゲームをつぶすか」っていうゲーム性はいいと思うんですよね。ただまぁいかんせんボーナスが重いのは確か。回想演出入ろうが竜二の特訓入ろうが何一つ安心できないこのボーナスの当たらなさが、がっつし心を折ってくれるってのはよく分かります。ただ、ぼくにとっては今年「高設定と確信したらぶん回すこと。それは絶対裏切らない」っていう立ち回りの基本を納得させてくれた一台だったので、今後への布石という意味も込めてここにランクインさせました。

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第4位

Misao

押忍!操

『押忍!番長』のスピンオフということで、まぁ大変な期待を背負ってデビューした割にあっさりお店からなくなっちゃったという有様。分かっている人にとっては天国ゾーン狙いがおいしかったことはあると思うのですが、そもそも「どこから打ってもどうにかなっちゃいそう」という期待感が無い限り、回してくれる人がいないんでどうしようもありません。
相性なるものが存在するのであれば、大都とは比較的相性がよいのかも知れず、と言ってまさか『忍魂』のように「好きー!」って押すほど入れ込んだ機種ではありません。じゃあなんでそんなもんがここに上がってくるかといえば、9089枚っていう記念碑じみた枚数叩き出してくれたんで心情的に。しかも時間の都合で無限ART中に止めてるので、万枚もあったかも知れず……未だに悔しくてなりません。さすがにボーナス中の曲は名曲揃いですし、無限ART昇格で「もう振り向かず歩いていけるさ~♪」はゾクゾクしますので、来年控えてる『秘宝伝2』は「曲はいいのにね」って言われない出来を期待しています(余談ですけどこの『秘宝伝2』はぼくが愛して止まない『忍魂』の開発スタッフが作っているという話のなのでぼく的にはなおさら期待です。もうひとつ余談ですけど、4号機『秘宝伝』は結構好きだったんだけど『忍魂』に関しては「んだよあれ!」って評価の友人がいます。彼は『2』をどう評価するのか。楽しみです)。あと大都はキャラクターデザインを昔に戻……まぁいいや。

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第3位

Soutennokenslot

蒼天の拳

出始めはクソミソの評価でしたが、今年が終わってみればホールの看板ですね。演出は言うまでもないですけど、機械割とか設定不問の暴れ具合とか、いろんな意味でいい機種じゃないかなぁと思いますけどね。「北斗の正当継承!」とか言うと大分ゲーム性違うと思いますけど小役成立の度にわくわく出来るのはいいじゃないとか思います。まぁ大勝ちを目指すとなるとかなりの薄いところを引き寄せてこなけりゃなりませんが(蒼天BIG引いても、初期段階で天授をどれだけ、ストックできるかにかかっているようなところはありますし)、一点突破の超絶レアフラグを射止めなけりゃならないというよりは、ちょっとレアなフラグをいくつも積み重ねりゃ大丈夫って感じなので、ある意味良心的なのかも知れませんけどね。

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第2位

Onimushaz

新鬼武者

これに関しては説明不問じゃないでしょうか。『蒼天の拳』と並んでホールの二枚看板。上乗せ最強。最強最悪の鬼ボーナスです。2010年のホールの牽引役。これのおかげでパチスロにはやや活気が戻り、むしろなんで2位なんてとこにいるんだよってのが大方の意見じゃないかと思います。単にここにいるのは普通に考えたら誰もが認める1位でまったく問題なしだし、大方のスロッターの皆さんが一位に挙げるだろうからと言う夢幻燈本舗的なひねた理由に他なりません。まぁーしかし面白い機種です。『忍魂』以来ゲーム数の上乗せをする仕様のARTが大好物ですんで、まーともかく良かった。ART中超高確にでも上がってどっかんどっかんなったときの様ったらあなた。ましてそれが奇数設定だった時の有様ったらあなた。って感じです。前にも言ったかも知れませんが、上乗せ型ARTのひとつの完成系はたぶんここにあると思いました。まぁ楽しすぎて、こいつとの通算戦績がえらいことになってるので唯一その点が嫌いです。

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第1位

Magicalseven

スーパーマジカルセブン

うん、異論だらけだと思います。いや、ぼくとしても『新鬼武者』『蒼天の拳』がワンツーフィニッシュでまったく問題ないんですけど、あの子達は他からもいっぱい賞をもらえると思うんで、我が夢幻燈本舗ではこういうドマイナー機を称えておこうと、ね、そういうわけですよ。
まぁ確かに万人にとっての優秀機かと言われると、地味ですしクセはあるので全力で頷くことは出来ません。ただ、テーブル方式のART放出と圧倒的な6の見抜きやすさ、ハッキリした止め時は立ち回るのにものすごく都合が良く、ART中上乗せ契機役でのゲーム数上乗せはもちろん、本来なら間延びの原因となるリプレイに上乗せの役割を与え、しかもそれを目に見える形で示すことでアツさを演出したというのはいっそ芸術的とすら言えるんじゃないかと思います。『新鬼武者』が上乗せ型ARTのひとつの完成形なら、こいつはナビ回数方式ARTのひとつの完成形だと思います。昨年の『忍魂』のように「ああ出会えて良かった」と思える機種が一年に一台あればそれはたぶん幸せなことかなと思うわけで、その意味で今年はこの『スーパーマジカルセブン』に出会えてホント良かったなぁと。夢幻燈本舗的にはそう思うわけでございます。
あとこいつは通算戦績で大幅にプラス。『押忍!操』も大幅プラスですが、あれは大勝ちのあとほとんど触ってないという理由が大きく、勝率という点でマジカルセブンは飛び抜けて優秀。
設置が極端に少なくて、システム知らないと一見「なんじゃこりゃ!?」ってぶん投げてしまいそうになりますが、知れば知っただけスルメのように面白くなれますので、お見かけの際にはぜひ打ってみてください。

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様々な意見はありつつもパチスロ業界はART機の乱立戦国時代。ボーナス主体機が嫌いな訳では無いですがエヴァとジャグラーが苦手で、理屈好きの身としては、複雑なゲーム性を持った機種が次々に現れてくれるのはありがたい限り。大量出玉も狙えるようになって、3年前には『2027』で2000枚出したってだけで結構な事件だったのですがもはや大体3000枚くらいをひとつのラインとして狙って打ちに行くようになりましたからね。引き替えに投資額も嵩みがちになるので気を引き締めねばなりませんが。来年もこのまま面白い機種と戯れられたらいいですね。とりあえずは目下面白すぎる『緑ドン2』、こいつに活気が出てくると立ち回りやすくなっていいのになと思ってる次第。楽しみにしてますよ~。

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これで夢幻燈本舗的ベストランキングも無事終了。あわせて夢幻燈本舗の2010も最後と相成りました。引き続き来年もうだうだとてけとーなことをくっちゃべると思いますのでね、ええどうかみなさん、屁でもこきながら気楽にお付き合いいただけましたら幸いです。

では。

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2010年12月30日 (木)

夢幻燈本舗的2010ベストランキング「映像」「音楽」編

あっという間に日々が過ぎていく訳ですが。

本日は「映像」編と「音楽」編。両方とも5つ上げるには下の方が僅差ってことで上位三つずつを掲載します。

映像編

第3位

Panty&Stocking with Garterbelt

ガイナックスぐっじょぶな、どこまでも下品で、「くだらねぇ!」って腹を抱えることのできるハイテンションコメディ。あのね、こういうこと。こういうふうに突き抜けてくれるなら大歓迎。
壮大な意味なんてたぶん無いけど、「アニメってこういう遊び方もできんじゃね?」って匂いが随所でプンプンしてて大好きです。がんばれ! 深夜帯よ、試行錯誤と実験の場であってくれ!

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第2位

ナイトオンザプラネット(原題:Night on Earth)

観たのが今年だったからということで。タクシーの中の会話劇というアクション性に乏しいネタを、それも短編連作の形でどう処理するのかが勉強になって、映画ももちろん面白かったですが、ウィノナ・ライダーがもう恋するレベルだったのがでかい(ええ気持ち悪いですともさ)。静かな映画でも嫌じゃないですという方はぜひ観てみてください。

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第1位

大江戸捜査網

杉良太郎のやつです。すげぇ昔のテレビドラマです。住んでる地域で、今年たまたまこれを再放送しまくっていたので。「なお、死して屍拾う者無し」ってやつです。「死して屍拾う者なし」ってやつです。大事なことなので二回言うやつです(ホントに二回言います)。このころの時代のテレビドラマ時代劇の面白いところは、ものすごくしっかりしたエンターテインメントに仕上がっているということです。今や唯一生き残った『水戸黄門』はいかんせん高齢層を意識し過ぎた作りになっている気はしますが、この時代のものは「面白いなら何でもやろうや」という気配にあふれています。なんせ冒頭のナレーションの一部からして「これは生と死のデッドラインを突っ走るアンタッチャブル。 彼らに、明日は無い」ですからね。どうかしてます。若干観るのが難しい状況にはあるのですが、機会があれば是非。

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音楽編

第3位

パチスロギラギラ爺サマーサウンドトラック

山中さわおソロ活動記念『DISCHARGE』、中川翔子の『cosmic infratio』、さらには同系統の『押忍!操サウンドトラック』も迷いましたが、変化球ってなことでこちらを。「チャラーヘッチャラー♪」でお馴染みの景山ヒロノブが歌う『メガ!ギガ!サマー!』だけでも聞く価値はあるかと。脳にこびりついてとれなくなります。台の方はと言えばまぁ微妙におっかねぇんで打つ機会は少なかったですが大都の作る曲は相変わらずアホみてぇにクオリティが高いですね。来年は『秘宝伝2』が控えていることもありますので、「大都は曲だけはいいんだけどね」って言われない台が出てくることを望みます。

第2位

Nicheシンドローム/one ok rock

何を持って「いい音楽」って言うのか分かりませんが、現状日本の音楽ビジネスってたぶん完全に「いい音楽」を求める人たちの方に向かって作品を配信してはいないと思いますのでまぁ正直どうなろうと知ったことあるかと思ってみていますが、そう思って全無視をすると今度はいいものを取りこぼすこともあるので、まぁアンテナの張り方って難しいねって話。要するに日本の新しいバンドを全無視してたら拾えなかったろうなぁ、とつくづく今年の出会いに感謝です。骨太な良いバンドかと。

第1位

amp-reflection/school food punishment

基本歪んだギター+美メロという組み合わせが好きで、ピコピコした電子音が鳴っている音楽はあまり聴かないのですが、そんな価値観を越えて「いいね」と思わせてくれたバンドでした。何というかですね、たーいへん気持ちいいのこれ。ちょっとダウナー気味の時にとかくじんわりと染み込んでくるという感じ。
この柔らかさと、ただし芯がしっかりしている感じはいったいどこから来るのでしょうね。こんなんがまだあるなら電子音系の音楽ももっと聴いてみたいなぁと。ぼくの耳を開かせてくれた実績は何せナイスです。

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次回はいよいよ2011年最終更新。

パチスロのランキングを発表させていただきます。

興味のある方も無い方も、残すところあと一回。よろしくお付き合いください。

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2010年12月29日 (水)

夢幻燈本舗的2010ベストランキング「マンガ」編

はい、と言うわけで夢幻燈本舗的2010ベストランキング「マンガ」編です。
※一応完結してるものそうでないもの混ざってますので、完結済みのものに関しては、最終刊を掲載することにしました。

第5位

宇宙賃貸サルガッ荘/TAGRO

『変ゼミ』等のヒットを受けて待望の復刊シリーズが無事に完結。『変ゼミ』と言えば、あのともすりゃ萌え絵に釣られて購入したらびっくりな毒だらけ、人によっては大地雷ってことで個人的にはもう「ざまぁだわさ」ってシリーズですが、こっちは打って変わってまともなセンスオブワンダー。後半が急展開で若干の詰め込み感はあるものの、総じて面白い作品でした。スクエニは、エニックス時代に結構こういう見た目はポップなのに中びっくりって作品を送り出してた気がするのですが(『魔法陣グルグル』とか)、もっとそういうのやって欲しいなぁと思いつつ。おそらくその流れの一番最後に連なったのが『鋼の練金術師』だと思うんだけどな。ちなみに『鋼の錬金術師』はみんなが誉めるだろうから入れない。

第4位

テルマエロマエ/ヤマザキマリ

これは放っておいたらぼく読んでなかったかも知れないという意味でも大きい。とりあえずすすめてくれた友人には大感謝。要は「ローマ人、日本の銭湯へ」何ですが、目の付け所と切り取り方、見せ方がホントすごいなぁと。別にすごい事件が起こってるわけではないので、日常ってのもずらして見るとこんなに面白いですよ、と。コロンブスの卵的本でした。楽な気持ちで読めるのもでかかったです。

第3位

木曜日のフルット/石黒正数

さんざん大騒ぎしてきた『それでも町は回っている』はアニメ化を果たしたことで一定の市民権を得たとぼくの中では判断されたので良し。後は勝手に広まる。ということで『短編集2』やら『響子と父さん』やら迷いましたが、結局これを。妙に人間くさい猫の日常四コマ。『それ町』もそうですが、石黒正数の笑いは材料を与えるだけ与えておいて、最後に想像の余地を残しておくのが不思議にほんわかした余韻に繋がっていて素晴らしい点かと。

第2位

っポイ!/やまざき貴子

後ろ4巻ほどまだ読んでないのですが……。まさか来年のランキングに入れるわけにはいかないし、そもそも来年読むかどうかも判らないし……(要するに一生読まないかも知れない。いや、嫌いってんじゃなくてなんてんだろうね、大事すぎて読めない。その作品に結論を出したくない。変な感覚だってのは判ってるんですけどね)。というわけで、「祝完結」の今年に。大量の登場人物に青臭い事件の数々。そして幼馴染みの少年コンビ。好きなもん全部詰まってたってことでぼくには欠かせないシリーズでした。果たしてこれが今の中学生の感覚にビタはまりするとはもちろん思えないんですが、ぼくはこういう青臭い作品が大好きです。

第1位

アライブ/あだちとか、河島正

2010年、21巻にて完結。そして今年、ぼくの初期衝動をとにかく揺り動かしてくれたシリーズ。読み始めたら止まらなくて、次から次へとネットで取り寄せました。
分類するのであれば「異能力バトルもの」。ある日特殊な能力に目覚めた人間達の戦いを描く訳なのですが、ぼくは「○○の能力は××で、これは△△な形で~」って話にそーんなに興味はありません。要するに能力そのもの、ひいては「バトル」を面白さの基点に置く話ですね。この作品は「特殊能力」を使って人間の感情を描いていた点がものすごくぼく好みでした。なんでそんな能力を持つに至ったかが描かれ、じゃあその能力を得たが為にどんな思考に走るのかってことですね。その辺がものっそしっかりしてた。後は主人公側は基本常に追い込まれていたってのもグッときました。ほんとっきっつい状況の中、それでもつかめる光がある――くさい話ですけど、このくらいの温度感が個人的にはバランスがいいと思います。とにかくマイナーなので中々本屋でも目に触れる機会が少ないのですが、とにかくグッと来る話ですので少しでも興味がありましたらぜひ。

以上。

次回へ――続く!(『エウレカ』風で)

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2010年12月25日 (土)

夢幻燈本舗的2010ベストランキング「本」編

2010年の魂のロウソクが風前の――デジャヴ!?

はい、という訳でね、夢幻燈本舗的2010年のベストランキング、行ってみましょうかね。

第5位

半七捕物帖/岡本綺堂

これはですね、今回書籍の形で紹介させてもらっていますが、iphoneアプリをつかって青空文庫で大量に読みました。青空文庫はもちろん存在は知っていたし、PCのビューアーもいくつか試してみてはいたのですが、今ひとつピンと来てなかったってのがリアルなところで。しかしまぁiphoneアプリがことのほか調子がよくって、おかげさんで古典作品をばっきゃばっきゃ読めました。電子書籍の話も本格的になる中、色んな意味で「本」「物語」を考える記念になりましたのでその辺の意味も込めて。

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第4位

フリクリックノイズ/鶴巻和哉×貞本義行

ガイナックスと言えばロボット! そしてぼくったらロボットに全くの興味ナッシン! なのでガイナックスとしては完全に異色作品であるところの『フリクリ』。ぼくはこの作品が本当に好きなんですが、とは言えもはや10年前の作品……って思ってたら今年関連本が出ました。内容はといえば鶴巻監督とキャラクターデザインの貞本さんが『フリクリ』観ながら、どう作ったかを語っていくってな感じです。ぼくは作り手につくファンです。小説家、漫画家、監督に演出家……もちろん入り口は作品ですがファンになると大抵その人の作った物を「××さんが作った作品だから」ということで手を伸ばします(近年メインの消費的傾向は「キャラクターにファンがつく」です。「○○ちゃん(あるいは△△くん)が好き!」ってやつです)。なので好きな作品の制作者サイドの話を、その形式上ストーリーに沿う形で読むことが出来たのはとてもぼくにとっては意味合いが大きかったです。

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第3位

ゲームデザイン脳/桝田省治

さっきの「ぼくは人につくファンです」で言うなら、今年は結構この人にシビれた。長年ほったらかしになってた『俺の屍を越えてゆけ』クリアしましたし。古くは『天外魔境』等のゲームデザイナー。最近では小説『鬼切り夜鳥子』なんかで常にコアなファンを獲得し続ける(ってこたぁまぁ実を言うとメジャーになりきれないってことの裏返しなのかもしれません)「奇才」ってのが割りとこの人につきまとうイメージですが、どっこいまともな技術論です。まぁ「こうやりゃ作品作れるよ」って本ではなくて、桝田省治の頭ん中ってな感じの本なので、技術論ではあっても技術書ではないのかもしれませんけど。とは言え「考えるのはタダだからね!」は金言だと思います(なんだそりゃ、と興味を持った人は読んでみてください)。

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第2位

ここがウィネトカなら、きみはジュディ 時間SF傑作選 (SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー) /大森望編集

いいんですよ、どうせぼくはタイムとラベルから逃れ得ないんですから。かつて新潮社に『タイムトラベラー』という時間SFのアンソロジーがありまして長らく絶版になっております。ぼくは運よく古書店で投げ売られているのを「ぬおおおおお!」つって買ったんで手元にあるのですが、その中でしか読めない時間SFの短編がいくつも入っています。この傑作選の意義は大きい。タイムトラベルアンソロジーだと今年は、『時の娘』という作品も読みまして、ほとんど知らなかった作品に出会えたのは大きかったですが、そこまでマニアックなものを挙げるのもどうかと思いますのでこちらを。

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第1位


『15×24』/新城カズマ

いいんですよどうせぼくは新城カズマから逃れ得ないんですから。発売は昨年でしたが、昨年の夢幻燈本舗で「まだ読んでないから保留」っつっといたので今年、堂々の1位に押します。今年出たってことで縛るなら『われら銀河をググるべきや』を推したっていいんですよ!? まぁ信者の妄言は置いといてね、細かいことは読んだ当時に色々書いたので割愛しますが、『KAGEROU』読むんだったら同じ自殺がテーマだ、こっちもぜひとも! いや別に『KAGEROU』貶すつもりはないし、つまんなくはないけどさ、フツーじゃん?

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はい。ってことでね(編集点…首をかしげた人は映像業界に詳しい友人に聞いてみよう)。

夢幻燈本舗的2010年ベストランキング「本部門」をお送りしたわけなんですけど、いかがだったでしょうか。小説が少なくなっちゃってますね。まぁその引きずられるのが嫌なので特に新しいものはあまり読まないって実情があるのはあるのですが……とは言えね、来年はもちっとその辺、増やそうと思います。

次回はマンガですかね。

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2010年12月24日 (金)

躍動の緑

風の噂に、2010年ってやつの魂のロウソクが文字通り風前の灯火だと聞いたんで、じゃあ去りゆく2010年を偲んで去年もやった「夢幻燈的ランキング2010」をやろっかなぁと思ってたんですが、ちょいっとえらいことになったのでそっちの報告を先に。

ずっと気になってたコイツを初打ちしてきまして。

Midoridonamazon

『緑ドン VIVA!情熱南米編』

凄まじいのひと言。

001

こうなって、

002

こうなったら、

003

こうなってました。

一撃2900枚オーバー。
色々噂は聞いてたし、ぶっちゃけた話をすると「『緑ドン2』の2900枚くらいで何言ってんの?」ってなお言葉にはまさにその通りで。噂ですけど18000枚出たらしいですね。ほんと凄まじいと思いつつ「マジか!?」ってよりも「ああ、あるかもね」って感想を抱いてしまう辺りがこの『緑ドン2』の怖ろしいところ。

詳細な流れとしては「ちょっとだけね。様子みるだけは年内にやっとかないと」っつってたら150枚で赤7BIG。したらばBIG中に黄色カットインから上段にドンが揃ってART突入。で、気がついたら2900枚出ました……って、いやほんとにそんだけなの。簡単なの(←刺されちゃえばいいと思います)! 実際ところ、今回の売りであるエクストリームラッシュで乗せてるうちにロケット登場して800付近まではまったっていうだけで、それほど薄いところをひいたっていう実感はないんですが(ロケット自体が薄かったらそれまでですけど)。まぁどう考えても途中のロケットモードにぶっ込んだのが一番効いてる訳でこれだけで1000枚近く出てる訳で、最初の2000枚に到達するまでBIG3 REG1とかな訳で。完全ド低設定なはずですけど、途中まで「ボーナスいらねぇじゃん……」とか思いながら打ってました。

『バジリスク』にしろ『デビルマン』にしろ『銀英伝』にしろ初代の『緑ドン』にしろ、このユニバーサルって会社はどうしてこう凄まじい台を作りますかね。ぽぽぽぽ~んぽぽぽぽ~んっつってる間にほんとすげぇ勢いで出玉増えますよこれ。後はぼくやっぱり上乗せしてくれるARTが大好きなのでものっそい気持ちいいです。で、その上乗せの所をものすごく気持ちよくなれるように作ってるのがいいですよ。ユニバーサルの台は「気持ちいい」っていうところのくすぐり方がすごくうまいと思います。「きたきたきたきた~!」つって脳からなんか漏れてくる感じは最高ですしね。

演出もいちいち練り込まれてますし、歴代ドンシリーズの曲もかなりの数搭載してて個人的に嬉しい限りですし、ホールの使い方次第だとは思うのですが、『新鬼武者』『蒼天の拳』に続くホールの主力になっても全然おかしくないんじゃないでしょうか。いまんとこ「えーと? ここで今内部的にはこういうふうになってるはずで……この抽選は……」とか考えながら打ってるところなのでまだ当然面白い訳なんですが、しばらくは虜にされそうな台ですね。

あ、それから筐体にくっついてて2択の時に使う「ビリータッチランプ」。「いらねぇよあんなもん」って思ってたけど、悪くないですね、あれ。タッチして「ぽぽぽぽ~ん」ってなるのかなり面白いわ。

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2010年12月22日 (水)

「今日は読まなくても大丈夫な内容です」。いえ、別に煽りでもなんでもなく。

「秘宝伝」

などとぼくが言い出すのにあたって「何を今さら」と思った諸兄は大正解であり「ああ、『秘宝伝2 封じられた女神』がでるもんね」とフォロー気味の発想をしていただいた諸兄に関してはありがとう、そしてごめんなさいと頭を下げる他ない。

びっくりするくらい初代『秘宝伝』に関しての話で、そしてびっくりするくらいどうでもいい思いつきなのです。

『秘宝伝』と言えば通常時にチャンス目引いて高確にぶっ込んで、そこで再度チャンス目引いてボーナスを放出させるっていうゲーム性でした。なので、基本的に通常時にいきなりボーナスを放出することは無いはずなんですが……当時打ってた人は、高確ゾーンを経由せずにボーナス放出という経験をお持ちではないでしょうか。これ、演出的には通常時なんだけど、内部的に高確で、だからチャンス目引いた瞬間にいきなりボーナス放出となったってことだったんですかね、もしかして。

当時はじめたばっかだったので無知だったのと、なんせ理屈っぽい性格が災いして「そう言えばあの機種の仕組みって……」ということが最近ままあります。

今日の話題で4号機当時の『秘宝伝』大好きッ子がひとりでも喜んでくれれば幸い。あと4号機当時の『秘宝伝』マニアが「ばっか何言ってんだお前、ちげーよ」ってつっこんでくれた場合には人知れず恥ずかしさに泣こうと思います。

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考えたくもないのですが2010年が終焉を迎える勢いなので、現在また2010年度のランキングを制作中。今日のあまりにマニアックな無いように若干ゲンナリの皆さんに置かれましてぜひ懲りずにお付き合い下されませ候。

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2010年12月 9日 (木)

折角の錯覚( from 前向きな少年&舌足らずな少女)

「だってさ、そんなのヘンだ」
「え? へん?」
「だってきみはぼくをたすけてくれたんだもん。なにかもらうならきみのほうだ」
「わたしが……もらうの?」
「そうさ。でもこまったなぁ。ぼくがあげられるもの……おんなの子だからカードなんていらないよね? ぼうしはきのうかってもらったやつだから、あげちゃうと怒られるしなぁ……。そうだ! ねえ、なにかしてほしいことない?」
「してほしいこと?」
「そう! きみのおねがい! ぼくがかなえてあげるよ」
「お願い……」
「うん!」
「……じゃあ……えっとね……あのね……」

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ホットケーキ大好きマン参上。

どうにもままならないことってのはあったっていいんですよ。で、それってのは自分では手の届かないところで起こるもので、だから手の届くところに関してはどうにか足掻いてみろって――多分そういうことだと思いますよ。

なるほどと思うこと仕切り。ワンアイデアをひねるってのはこういうことなんですな。

描くことと語ることの差ってのは、ほっときゃ拡散しようとする焦点を如何にコントロールし続けるかってことなのかなぁ。つまりエントロピーは増大を続けるわけですから熱量保存の法則にしたがってそれを如何に指向性のあるエネルギーとしてね←うるさい。

『よつばと』『それ町』を筆頭に、マンガをたくさん読めたのは嬉しい。やっぱマンガは面白いなぁと実感。

ちなみに、前に紹介した

は、12巻まで読み終わって、現在13~16巻と、飛んで最終の21巻が積まれています。一気読みに向いてそうなので全部そろえてから読むんだ。あと、

は、26巻と最終27巻が積ん読状態。理由は読んだら打ちのめされそうなんで。

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「手をとりあって」

ぼくがホイールオブフォーチュンなことを考えると、上記の言葉がまぁ第4章を象徴してるということは言わずもがななんですが。野心と欲望に駆り立てられた犬と豚が横たわった第3章を無事に経由して、現在そんな感じです。

あれですな、リメイク前のタクティクスオウガで自分が如何にペトロクラウダーだったかということを痛感させられますな。石化した敵に向かって弓撃ってりゃクリアできるゲームじゃねぇですなこれ。

ステータス異常系の補助魔法はバランス調整がはかられていますので、ペトロクラウド撃ってスタンスローター撃ってってやってると敵をほぼ無力化できる仕様はなくなってますね。石化すら自然回復しますし、ハボリム先生ってかソードマスターがそもそもペトロクラウドを装備できない。
プレイスタイルにもよるんでしょうけど、ぼくはもともとあまり魔法を使うタイプじゃないので、いっぱいある魔法の種類を使いこなせなくて困っています。

今のところニンジャのダブルアタック最強説が浮上してます。このまま押し切れるのかな。あと、ヴァルキリー→ナイトって育てた人間ユニットの攻撃力が異常に低いんだけどこんなもん? ぶっちゃけものっそ堅いヒール要員になっちゃってるんですけど。書いてて気が付いたけど「ヒール要員」っつってもべつにあれよ? マスクに隠した凶器で刺したり、パイプイスをぶん回したりする人のことじゃないよ?

あと、ストーリー上そういう要素の少ないゲームではあるのですが、これ、デニムのカップリング候補ってやっぱり四姉妹の水のオリビアかい? 幼馴染でかつ「二人で溺れかけたわよね? あの事故で私の顔に残った傷、まだあるの」ってのは結構強力な気がしますけど。それともカチュア?

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パチスロにお金が賭かっている以上負けるのは嫌なので、いつだって優良店を探し、いつだって熱いイベントを狙い……まぁわかりやすく言えば高設定を探して勝とうと心がけているわけなんですけど。運勢のバイオリズムでも存在しているかのように何やっても勝てない時は勝てないってな状況に出くわすとさすがに凹みます。とは言え、あくまでもそれは一時的な結果なんで、スタンスを曲げたりはしないんですけど。

Devilmanart_2

『デビルマン2 悪魔復活』

これ……もしかして負けにくい? いや確かに機械割119%は店が二の足踏むと思うし、ボーナス重めでBIGの獲得枚数は少なめなんですけど……コイン保ちがいいので比較的負けにくいような気がするんですが。台に座れば隣が爆発(『蒼天の件』で言えばぼくが白7引くと隣で蒼天バーみたいな)という、心を病まんばかりのスランプに陥っていたところ、こいつが少しだけ返してくれました。

赤7否定のサバトチャンス否定。じゃあバーバー7かと思うも、

Photo_2

まさかのバーテンパイでPE降臨。必ずフリーズを伴うものだと思ってたんで「うぉ!」って声が漏れました。

アーマゲドンが都合15連。エンディングも拝んで久々に勝たせてくれました。

Puremia

基本的にART中の引き損が無い仕様なのは嬉しいです。同時期に出たART機の中では一番じゃないかしら。

Syborg009

『サイボーグ009~地上より永遠に~』

奥歯をカチッと噛んで「加速装置!」なことでおなじみな作品とのタイアップですが、その代名詞にちなんでそのものズバリの「加速装置」というシステムを搭載。ART中に引いた全員集合チャンスもしくはサイバーバトルチャンス(要は両方とも獲得枚数の少ないボーナス)は全て「加速装置」という名になり、引いた時点で「1、2、4、8」倍の中から倍率を決定。その後ボーナス消化中毎ゲームごとにARTゲーム数を上乗せる仕様です。上乗せゲーム数は最低が+5、でボーナスは6ゲームありますので、最低でも「5×6×1」で30Gとなります。まぁたいがいこれなんですけどね。とは言え、例えば最初で「2倍」を引けばこれが60ゲームになりますし「8倍」を引ければ240G。ましてどうだい? 「+50」なんて引いた日にゃ「50×6×8」で2400G上乗せとかあんのよ? 純増1.6枚だからそれだけで3840枚よ? っていう、まぁ夢に満ち溢れた仕様となっております。どれだけの針の穴をかいくぐったらそこにたどり着けるか知りませんけど。最低保障の30Gだらけだと「ああ終わる! たのむ終わるな! まだ何とかしてくれ!」つってヒリつく展開が必至です。初打ちでは結局1000枚くらいまで伸びた後全呑まれでした。さすが「鬼浜」を作ったメーカーです。ひどいことしやがります。まぁ面白いんでまた打つと思いますけど。

Slotmacross

『超時空要塞マクロス』

勝てない『エウレカ』。以上。
ってかそもそも『エウレカ』が大負けしにくいけど勝ちにくい印象だったのに負け要素増やしてどうすんのという感じ。ARTがドカ乗せする仕様でもない割にコイン持ちが悪くてボーナスが重くて潜伏が長いという三重苦。超時空モードを引ければ話がまた変わってくるのかもしれませんが……。ART中の指令にしろ、シャッター役物にしろ、ちょいと煽りすぎだなぁという印象です。気楽に打てるのもエウレカの持ち味だったことを考えるとやや怖すぎますね。演出面はマクロス見たことないからわかんないです。

Orenosoraart

『俺の空~蒼き正義魂~』

残念ながら好きな感じですね、これ。
先代が大活躍していた時代には、パチスロってどういうものかに関して覚えている真っ最中だったので1,2回しか打ったことなく。稲垣美奈子ってキャラが好きだった記憶があるんですけど、新しいのでは出てこないんですね。

ボーナスが重いと聞いていたのでいかがなものかしらと思って打ってみたのですが、まぁこんなもんじゃないかと。むしろART当選の契機である俺タイムにちっとも行きやがりません。ボーナスでジリジリと食いつなぎながらそれでも打っていてみるとやっとのことでART突入。俺タイム非経由なのでボーナス中にゲットしたみたい。結局一撃で1200枚ほど。その後も一切俺タイムを引かないので流しました。まだ解析出てないんで一切わかりませんが、おそらく低設定じゃねぇの? ってのも他ではぽんぽこ俺タイムを引いてたので。

「チャリ<車<ヘリ」って感じで基本継続ゲーム数と上乗せ確率が上がっていくんですが、ヘリモードに放り込んでなんぼって感じですかね。ゲーム数も長いし結構上乗せてくれます。『新鬼武者』譲りで、『新鬼武者』よりも上乗せ契機、G数ともにライト目な感じですが、やっぱ上乗せ式ARTはやっぱ気持ちいいですね。『忍魂』以来の病気です。

他に触れておくと、「すべり」が結構気持ちよく味わえました。まぁこれは単にぼくが目押しが下手なせいなのですが、基本バー狙いで打っていて熱い小役の後にヌルンってスベって白7がこんにちは。詰まるところ白7ビッグ確定とか、2連赤7がピタリと下段ならすなわち赤7ビッグ1確。1個滑っちゃったら一平REGとかそんなんが短い時間で結構ハッキリと体感できましたので。

解析次第ではどうなるかわかりませんが、まぁもうしばらくは打ってみようかなという感じです。

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