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2011年8月23日 (火)

考えてみると大体年一で夏に号泣してるんですよね。

という訳で『あの花』ですけど。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』ですけど。

全部見終わった訳なんですけど。

えーと、なんだ?

嗚咽?

んーとねぇ、具体的言うと画面の前で歯ぁ食いしばって号泣?

ツーっつって「あれ? 涙」みたいな泣きに比べると「おろろーん」って感じ?

えーと、判りにくいな。

あ、あれだ。森山大輔のマンガの登場人物の泣き方←もっと判りにくいよ。

ああ泣きましたとも。

2011上半期No.1の呼び声高かった理由もうなずける面白さでしたとも。

ただなんというか、泣かされるべくして泣かされた感じが少々腑に落ちずにいます。感情のコントロールにはテクニックがありますので、その辺の話。特に10話、11話の作りですかね。ぼくが『時かけ』とかを大絶賛の理由はその「泣かせるテクニック」の斜め上をいく感じ、テクニックの臭みを綺麗に抜いてしまっている点だったりするので、若干その辺が小骨のように引っかかってはいますが。とは言え、これは30分アニメの宿命のせいで、なんせ引っ張らなくちゃいけないので、おそらく途中でもっと挿入すればラストの落差になるであろう登場人物の感情をすっ飛ばさざるをえなかったせいなんじゃないかと。

1クールもののアニメを見ていて「後半急いでいるなー」と思うことがすごく多かったんですけど、最近その正体にハタと思い至りましてね。おそらくそういうことなんだ。重要な事柄を先送りせざるを得ないんだ。

ちなみに、ネタバレじゃないんで言っときますけどこの物語の作りはね、きっと『コロンボ』と一緒。犯人がすでに確定してるのと一緒でめんまがどうなるのかは確定してるの。

そこがぼくの琴線かき鳴らしたってのはあるような気がしますな。焦点はじゃあそこまでに周囲がどうなるかって点。

その点ではね、こいつら「時空を越えた恋人たち」なの。人は結局タイムトラベルが好きなんですよ~。「またタイムトラベルか!」って突っ込まれそうですが、さぁよく考えてみよう、めんまきっかけで「かつての仲間と過ごした時間」に立ち返るんですよ? もうひとつ言うなら「死んだ人が生き返ってくる」って話はほら、タイムトラベルの名手梶尾真治(モキチさんの中での代表作:『おもいでエマノン』)の『黄泉がえり』そっくりじゃないですか。まぁ強引な気がしますが。

とは言え十分ですけど。十分面白いんで見て欲しいですけど。

やっぱりアニメはオリジナルがいいですよ。オリジナルが面白い。もっとこうなってくれりゃいいんですけどねぇ(『あの花』は原作に『超平和バスターズ』とクレジットされてますが、こういう作品は存在せず、演出のようなので『あの花』はばっちりオリジナル作品です)。

女性キャラ3人、誰に惹かれるかって点においては現状に鬱屈しているほど「安城」っていう傾向だと思います。

以下、ネタバレにつき反転。

・作中の白眉はじんたんの告白の後の「わかってるよ。お嫁さんにしたいの好きでしょ?」
めんまがー、普通にこうやってね、おっきくなってたら、めんま……じんたんのお嫁さんになったのかな?」と「成仏しますよ?」かな。

・もうひとつは第8話、あなるのじんたんへの告白かな。「行っちゃやだ」の後ろ姿はだいぶやばいですよね。ナイス楓。ナイス「甘く見ないで!」←中の人つながり。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』PV

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2011年8月 8日 (月)

3ヶ月ってお前! 1年の4分の1だぞ!

いやいやどうもね!

すっかりご無沙汰ご無沙汰。

お元気ですか皆さん。夢幻燈本舗のモキチです。

全然更新がないので「死んだのかおい!」と思われの皆さんも多いんじゃないかと思うのですがどっこい生きてる(『ど根性ガエル』より抜粋)次第です。

最近起きた一番大きな出来事は、留守宅に野良猫の人が侵入&朝食用に買っといた菓子パンを一個いかれたことです。あいつらってきっちり包装用のビニールをびりびりにやぶって食うんですね。「オレ オマエヲ マルカジリ!」っつって。どうも、メガテンファンです。

ただ、4分の1ほど残してあったのでそれほどお口に合わなかった様子。

……。

……。

どんだけお大尽なんだお前。

今になって怒りがおさまりません。

ちなみにぼく10年くらい前、北海道でキャンプ中にキタキツネにこれをやられた経験有り。基本、食糧の管理が甘いようです。

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さて、久々の更新にて今日は最近読んで面白かった本の話。

これよかったですよ。

本のタイトルに惹かれることが多くて、そう、現実に存在しもしない本のタイトルすらつらつら考えていることすらあるぼくですが、こいつぁビンゴです。

ひっさびさにこう本の中に連れて行かれる感じ。実に良い。

元々この人の本はデビュー作の『夜市』が好きで。幻想的で、根底は和風な架空世界との作り方と、用語がすごくいいなぁと思ってました。しばらくノーチェックでいたらいくつかが文庫化されていたようで。

お話は、「穏」と呼ばれる現実世界から隔離して存在している集落に暮らす少年の日常から始まっていくのですが、少年が成長して、変化して、物語の謎は解き明かされて、そして最後にまた大きく成長する。そんな話です。

なんなんでしょうねそれほど大きな何かが起こる訳ではないし、言ってみりゃどこか唐突なくせにそれほど大仰な展開がされる訳ではない(むしろ下手すりゃ「おい、あの設定の末節はどこいった!?」と思う箇所すらあります)。むしろ淡々と描かれていく訳なのですが……なんか良いんですよねぇ。ゆっくりじっくりと、世界観と絡ませながら登場人物の心の変化を描いているせいだとは思うんですが。

角川ホラー文庫っつー読者を限定するレーベルから刊行されているのでもったいないなぁと思います。成長譚として、優秀なファンタジーとして万人に読んでもらえる話なんじゃなかろうかなぁ。ということでぜひ。

あ、最後にひとつだけ大事なこと。ぼく好みってことはぁ?

そう、ちょいビター。ほろ苦です。

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もう一点はパチスロから。

「ふざけんな! お前他に専用のブログ立ち上げてんだろ!?」と突っ込まれりゃその通りなんですがちげーって! 聞けって!

勝った負けたではないのです。

かつて『旋風の用心棒』というパチスロがありましてね。ぼく打ったこと無いんですが、これの原作になっているのが同名のアニメ。そしてこのアニメの原案が(ややこしいな)、黒澤明の映画『用心棒』です。

ぼく、このアニメが好きでしてね。次回予告の後に「わりぃな、また、付き合ってもらうぜ」とかゆっちゃうんですよ。「かぁっこいい~!」つってね、もうかっこよさで言ったら『ヒートガイ・ジェイ』の次回予告「じゃあな、ジェイ。またな」クラスですよ。

まぁそんな訳でコンテンツそのものが好きなのですが。

そしたら今回この『旋風の用心棒』の後継機ってやつが出まして。

前作と特に関係のないオリジナルストーリーなのですが、たぶんぼくこの雰囲気が好きなんだな。機械の出来が良いか悪いかっつーと正直微妙なのですが、中で流れる動画がちょいとぼくを刺激しすぎでしてね。「かぁっこいい~!」っつって。打ちながらしびれてた次第なんですけど、まさかの動画があったのでご紹介。


どうすか?

よくないすか!?

ぼくをご存知の皆さんが鼻で「ははっ、好きそ」っつって笑ってる姿が目に浮かんで少し悔しいのですが……。

まね、若干どこかで観たことのあるような感じではあるのですけどいいんです。全6話くらいの短期集中で作ってくんねぇかな。

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